食事改善の第一歩はタンパク質が足りているか?のチェックです。
「筋肉の元となるタンパク質」このイメージから、筋トレをする方はプロテインなどでタンパク質を積極的に摂っている方も多いと思います。
しかし、髪の毛もケラチンというたんぱく質で作られているため、タンパク質が不足するだけでも髪質が弱ったり抜け毛や薄毛の原因になり得るのです。
【目次】
髪のもとはタンパク質
人間の身体の大部分が水分とたんぱく質で構成されていることからもわかるように、筋肉や肌、爪、そして頭皮と髪もタンパク質からできています。
毛髪成分の8割はタンパク質で構成され、そのうち「ケラチンタンパク質」が70%、シスチン結合を含まない「非ケラチンタンパク質」が10%を占めます。
髪が傷むと指通りが悪くなり、ツヤが失われてしまいます。これも、髪を包む薄い膜であるキューティクルがダメージを受け、タンパク質が流出してしまうことが原因です。
このことからもわかるように、発毛育毛を達成するには第一に欠かせない栄養素がタンパク質であると言えます。
タンパク質はどれくらい必要?
全国のスーパースカルルプ発毛センターに薄毛の相談に来られる方をみても、タンパク質が想像以上に足りていない方が圧倒的に多いです。
1日に必要なたんぱく質の量は体重によって変わりますが目安としては以下の量になります。
【体重】
40kg:1日40~50グラム
50kg:1日50~60グラム
60kg:1日60~70グラム
70kg:1日70~80グラム
80kg:1日80~90グラム
体重10kgあたりタンパク質10グラムが目安と考えましょう。
おすすめ高タンパク食材
効率よく髪に必要なたんぱく質を摂るのにおすすめな食材をご紹介します。いずれも脂質やカロリーも控えめでおすすめな育毛食です。
100グラムに含まれるタンパク質量
納豆:16.5グラム
きな粉:35.5グラム
卵:1個12.3グラム
鶏のささ身:1個23.0グラム
パルメザンチーズ:44.0グラム
イワシの丸干し:32.8グラム
etc
しっかりタンパク質を摂取しつつも、カロリーや脂質は摂りすぎないように意識して食材を選ぶことが大切です。
また、タンパク質と言っても肉類や乳製品だけでなく、ブロッコリーやバナナにも含まれていて、むしろ髪の栄養という点では脂質の多い肉類よりもおすすめです。
ビタミン、ミネラルも一緒に摂って効率よく栄養吸収するためには特定の食材を毎日たくさん摂るよりも、いろいろな種類の食品をバランスよく食べることが有効です。
発毛育毛、薄毛予防のためにも、高タンパク質の食品を毎日意識して食べるようにしましょう。