2021年になってもなお収束しない新型コロナウイルス感染症
そんな渦中、なるべく外出を避けようと市販のヘアカラーを使用し、自宅でヘアカラーをする女性が増えています。
しかし、抜け毛薄毛が心配な方は絶対にしないほうが良いでしょう。
今回は市販のカラー剤に含まれる抜け毛薄毛のリスクについて解説します。
【目次】
手軽さの裏の有毒性
市販のヘアカラーは抜け毛薄毛の原因になる?発毛技能士が解説
アレルギーを軽視して繰り返すほどに、抗体が活性化し重症化する傾向があり、アナフィラキシーショックに陥ると、呼吸困難などを起こして、命に関わる事もありますので注意が必要です。
この他にも、皮膚炎や喘息などの呼吸器の異常、腎臓・肝臓障害の原因になると考えられています。また、目に入ると炎症や、白内障・失明の危険もあるのです。
毛穴が収縮する
人間の体には有害物質を体内に入れないようにする防衛機能が備わています。
毛穴にも防衛機能があり、有害な物質が毛穴から体内に侵入するのを防ぐため、毛穴を収縮させます。
そのため、毛根に負担がかかり、髪がカラーダメージ頭皮画像伸びにくくなってしまい、抜け毛や切れ毛を引き起こす恐れがあります。
カラーによるダメージ頭皮画像
さきほど取り上げたジアミンですが、これほど有毒なものを頭皮につけるということは、頭皮と毛根に大きなダメージを与えることになります。
スーパースカルプ発毛センターでは、実際にジアミンアレルギーになってしまった頭皮もマイクロスコープで確認することができます。その画像がこちらです。
この画像の頭皮の状態はアレルギーによって腫れていて、皮膚細胞も破壊されてしまっています。
ピンとこない方もいるかと思いますので正常な頭皮と見比べてみましょう。
この二つの頭皮の違いは明確で、カラー剤によってどれほどの頭皮ダメージを引き起こしているかお分かりいただけるかと思います。
泡タイプはさらに危険!?
人は便利さや手軽さを求めるもので、最近は泡タイプで液だれが無く使いやすい「泡カラー」なるものも市販されています。
しかし、頭皮環境のことを考えるとこの泡カラーは実に厄介です。
むらなく髪につけやすい反面、根元を避けるようにしてもどうしても頭皮に泡が密着してしまうからです。
また、泡カラーの「泡」を作り出す素は、ラウリル硫酸ナトリウムという石油由来の洗浄剤です。洗い流すとはいえ、一定時間放置する間にこの石油由来の洗浄剤は毛穴から体内に侵入し続けます。
これは非常に恐ろしいことで、抜け毛、薄毛だけでなく癌や生殖機能の低下など、大きな健康被害の原因になりうるのです。
頭皮ダメージを軽くするには?
育毛発毛のことを考えれば、一番良いのは毛染めをしないことです。
しかし、どうしても染めたいという方は、なるべく抜け毛薄毛の原因となる頭皮ダメージを少なくしなくてはなりません。
頭皮や毛根のダメージを最小限にするためには、以下のようなポイントがあります。
・皮脂は頭皮の保護膜!毛染め前にシャンプーをしない。(ぬるま湯の湯シャンは可)
・染める前にパッチテストをする。
・泡タイプを使用せずに、なるべく頭皮に付かないように染める。
・すすぎには頭皮が乾燥しないようにぬるま湯で3分以上入念にする。
・毛染め後数日は整髪料の使用を控える。
・日焼を避ける
・部屋などを加湿して頭皮感想を防ぐ
他に、オイルケアなどもありますが、すべてに共通することは頭皮を休ませるということです。
薄毛抜け毛には原因があります。
何気なく行っている市販のヘアカラーが、薄毛の原因である可能性もありますのでご注意ください。