薄毛や抜け毛が気になってきたら使っているシャンプーを変えてみたり、育毛剤を使ってみたりとさまざまな対策を講じると思います。
しかし普段の食生活が薄毛の原因になっている可能性があるため、その場合は食事の見直しも意識しなくてはいけません。
そこで今回は、薄毛対策に繋がる食事や薄毛予防が期待できる食べ物・栄養素などについてご紹介していきますので、食生活を見直す際の参考になれば幸いです。
目次
薄毛対策は食事が大切!こんな食生活を送っていませんか?
食事をしていろんな食べ物から栄養を摂取することは、髪の毛を健やかに成長させるだけでなく身体的・精神的な健康の維持にも繋がります。
しかし最近ではストレス社会と呼ばれているように忙しいことが理由で、規則正しい食生活が送れなかったり栄養バランスの取れた食事ができなかったりするケースが多いです。
不規則な食事を続けていると身体にさまざまな問題を引き起こすことがあり、その中の1つに「薄毛」があります。
では、どういった食生活を送っていると薄毛に繋がってしまうのか、薄毛対策にNGとされる食生活を確認していきましょう。
薄毛対策にNGな食生活①外食やインスタント食品が中心
忙しい毎日を送っていると自炊が億劫になり、つい外食やインスタント食品で済ませてしまうという方は少なくないと思います。
しかし外食やインスタント食品ばかりだとどうしても栄養バランスが偏りやすく、さらに高脂質・高カロリーな食事にもなりやすいです。
脂質やカロリーが高いものばかり食べていると頭皮の脂質が多く分泌されて頭皮環境を悪化させてしまい、結果として薄毛を招く原因に繋がります。
薄毛対策にNGな食生活②過度な食事制限によるダイエット
最近ではオフィスワークやテレワークをする方が増えていますが、そこで問題になっているのが運動不足が原因による体重の増加です。
何とか限られた時間の中で体重を元に戻そうと、過度な食事制限ダイエットをしてしまうケースも珍しくありません。
食事制限ダイエットはきちんと栄養バランスを考えて行うことが大切ですが、多くの場合は極端に食事を抜くといった方法で取り組んでしまいがちです。
その結果、髪の毛に必要な栄養素が不足して徐々に元気が損なわれていき抜け毛や薄毛を引き起こします。
薄毛対策にNGな食生活③栄養バランスが乱れやすい暴飲暴食
多忙な毎日を送っているとストレスが原因になって暴飲暴食をしてしまう場合があり、中には就寝前や深夜帯にもお菓子を食べたりお酒を飲んだりするケースもあるでしょう。
「暴飲暴食」はその文字の通り栄養バランスなど一切考えず食べたいものをバクバクと食べてしまうので、脂質や糖質の過剰摂取に繋がるだけでなく栄養バランスも当然乱れやすくなります。
栄養バランスが乱れると髪の毛に必要な栄養が不足する可能性があるだけでなく、カロリーの摂り過ぎで肥満などの問題を引き起こす原因にもなるので注意が必要です。
薄毛対策に良い食事はどんなもの?
ここまでにご紹介したことからも分かるように、普段の食事の仕方によっては薄毛や抜け毛を引き起こす可能性があるので薄毛対策をするためには食生活の見直しが欠かせません。
では薄毛対策に良い食生活を送るには、どのような食べ物を食事に取り入れると良いのでしょうか?
ここからは、髪の毛に必要な3大栄養素と言われている「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン類」を含む食べ物をご紹介していきます。
薄毛対策に良い食事①タンパク質を含む食べ物
髪の毛はアミノ酸で構成されたタンパク質が主要成分となっており、薄毛対策をするうえで必要不可欠な栄養素です。
タンパク質には、大きく分けて「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」の2種類があります。
タンパク質の種類 | それぞれのタンパク質を含む食べ物 |
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動物性たんぱく質 | 肉・魚・卵など |
植物性たんぱく質 | 大豆製品(納豆・豆腐)など |
どちらのタンパク質を摂取しても薄毛対策の一環にはなりますが、その他の栄養が偏らないように意識しながら動物性タンパク質も植物性タンパク質もバランス良く摂取すると良いでしょう。
薄毛対策に良い食事②ミネラルを含む食べ物
ミネラルの1つである亜鉛は、摂取したタンパク質を髪の毛に合成する役割を持つとされており、さらにコラーゲン生成にも効果的で艷やかな髪の毛へと導いてくれます。
しかし亜鉛は、体内で生成されないだけでなく調理や加工する過程で失われやすい栄養素でもあるため、3大栄養素の中でも不足しやすいとされています。
亜鉛が不足すると髪の毛の成長に支障を来すと言われており、他にも味覚や発育といった面にもさまざまな問題を引き起こすケースがあるので積極的に摂取したい栄養素です。
亜鉛を含む食べ物 |
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レバー・肉・チーズ・アーモンド・魚介類など |
薄毛対策に良い食事③ビタミン類を含む食べ物
ビタミン類には頭皮環境を正して髪の毛を育てやすくする役割があるとされており、特に「ビタミンB2」や「ビタミンB6」は代謝を良くして髪の毛の成長を促進する働きがあります。
ビタミンB2やB6を摂取することで頭皮の皮脂の分泌量をコントロールしてくれるので、皮脂の過剰分泌による頭皮環境の悪化や皮脂の毛穴詰まりによる頭皮の炎症予防にも効果的です。
他にも血管を拡張して頭皮の血流を良くし髪の毛に栄養を行き届きやすくしてくれるビタミンEや、そのビタミンEの効果を高めてくれるビタミンCなども薄毛対策には欠かせません。
ビタミンの種類 | それぞれのビタミンを含む食べ物 |
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ビタミンB2 | 大豆・レバー・卵・青魚・ウナギ・乳製品など |
ビタミンB6 | 肉・ナッツ・マグロ・サケなど |
ビタミンE | ゴマ・魚介類・植物油(マヨネーズ・マーガリン)など |
ビタミンC | レモン・キウイ・イチゴ・アセロラなど |
薄毛対策に悪い食事はどんなもの?
薄毛対策には髪の毛に欠かせない3大栄養素である「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン類」を含む食べ物を食事に取り入れることが大切ですが、一方で薄毛対策に悪影響を及ぼす食事もあります。
薄毛対策に悪い食事としては脂質やカロリーの高いものや糖質を多く含むもので、他にもアルコールの飲み過ぎにも注意が必要です。
薄毛対策に悪い食事①脂質を多く含む食べ物
ラーメンやファストフードといったものは手軽に食べられますが、高脂質・高カロリーなものが多いため脂質の摂り過ぎになる恐れがあります。
高脂質・高カロリーな食事ばかりしていると皮脂の分泌量が増えてしまい、頭皮の毛穴が詰まりやすくなって髪の毛に必要な栄養や酸素が行き届きません。
頻繁にラーメンやファストフードを食べているという方は、まずは回数を減らしてヘルシーな食事も取り入れるようにしましょう。
薄毛対策に悪い食事②糖質を多く含む食べ物
みなさんの中には甘いものが好きという方もいるかと思いますが、実はケーキやチョコレートなどに含まれる糖質も摂り過ぎると頭皮や髪の毛に悪影響を及ぼす可能性があります。
糖質をたくさん摂取すると血中の中性脂肪値が高くなり、血流が悪くなることで頭皮に必要な栄養が行き届きにくくなるので日常的にスイーツなどを食べている方は食べる頻度を抑えるようにしましょう。
「1週間に数回」「頑張ったときだけ」といったようにルールを設けると食べ過ぎ防止に繋がりますし、ご褒美としての意味合いが強くなって我慢に対するストレスも緩和されると思います。
薄毛対策に悪い食事③アルコールの飲み過ぎ
お酒好きの方であれば、仕事終わりに缶ビールを飲むのが習慣になっているという方も多いのではないでしょうか。
しかしお酒も飲み過ぎてしまうと薄毛対策に悪影響を与える可能性があるため、節度を守って嗜むことが大切です。
お酒をたくさん飲んでアルコールを多量に摂取すると、アルコールを分解する際に発生する「アセトアルデヒド」という有害物質が体内に蓄積されます。
そして分解できていないアセトアルデヒドは、AGA(男性型脱毛症)の原因になるDHTという物質を増やす可能性があるとも言われているのでお酒の飲み過ぎには注意しましょう。
さらにアルコールの分解には、髪の毛に必要不可欠なアミノ酸・亜鉛・ビタミンが大量に使われるため、お酒の飲み過ぎは髪の毛や頭皮の栄養不足にも繋がります。
薄毛対策に繋がる食事を心がけよう
ここまで薄毛対策をするために普段の食事にどんな食べ物を取り入れたらいいのか、反対にどんな食べ物を控えたらいいのかといったことについてお話しました。
最後に薄毛対策に繋がる食事についてご紹介しますので、現在の食生活と比べながら取り入れられそうな対策を実施してみてください。
薄毛対策に繋がる食事①脂質や糖質を摂り過ぎない
食事面から薄毛対策を行なっていく場合、脂質や糖質などを摂り過ぎないようにすることが大切です。
おさらいになりますが脂質の摂り過ぎは、皮脂分泌量の増加により頭皮の毛穴が詰まりやすくなって髪の毛に必要な栄養や酸素が行き届きにくくなります。
そして糖質は血中の中性脂肪値を高めて血流を悪くしてしまうため、頭皮や髪の毛に必要な栄養などが行き渡りません。
野菜などもしっかり摂るように心がけて、揚げ物・ラーメン・ケーキといったものばかりを食べないように気をつけましょう。
薄毛対策に繋がる食事②全体的な栄養バランスを考える
薄毛対策は「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン類」を積極的に摂取することが大切ですが、この3つの栄養素だけ摂っておけば良いというわけではありません。
食事をするうえでは、上記の3つの栄養素に加えて炭水化物と脂質を合わせた5つの栄養素をバランス良く取り入れることが大切です。
脂質も摂り過ぎには注意が必要と言いましたが、適切に摂取することで身体のエネルギー源になり、さらにエネルギーを蓄積する物質としての役割も持っています。
薄毛対策に繋がる食事③就寝3時間前に食事を終わらせる
食事をしたあとすぐに寝るという生活習慣を送っていると、髪の毛の成長の妨げになるだけでなく睡眠の質の低下にも繋がりかねません。
髪の毛に必要な栄養や酸素は一般的な就寝の時間帯に頭皮に運ばれ、寝ている間に成長ホルモンが分泌されることで髪の毛は成長します。
しかし食事後しばらくは食べたものを消化するために血液が胃に集中するため、就寝直前に食事をしてしまうと血液が頭皮に行き渡らず髪の毛が弱ってしまうので、就寝3時間前には食事を終わらせるように心がけましょう。
1人では食事管理が難しい場合はプロに相談する
薄毛対策には食事が大切というお話をしましたが、1人では食事管理が難しいという場合は発毛サロンのスーパースカルプ発毛センターにご相談ください。
スーパースカルプ発毛センターでは独自の療法で薄毛を解決していくだけでなく、食事や睡眠などのアドバイスを行なって日々の生活習慣で乱れたホルモンバランスを整えていきます。
「何から始めたらいいのか分からない」という方も、スーパースカルプ発毛センターなら1つ1つ丁寧に説明しながら進めていきますので安心して薄毛対策を行うことが可能です。
薄毛対策に繋がる食事まとめ
薄毛対策では食事に気を使うことがとても大切で、以下のような食生活を送っていると抜け毛や薄毛を悪化させる可能性があるので注意が必要です。
・外食やインスタント食品が中心
・過度な食事制限によるダイエット
・栄養バランスが乱れやすい暴飲暴食
また高カロリー・高脂質・高糖質な食べ物の食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎにも気をつけ、「タンパク質・ミネラル・ビタミン類」を中心に栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
「1人では食事管理が難しい」「食生活で何を見直せばいいかわからない」といった方は、ぜひスーパースカルプ発毛センターへご相談ください。
食生活や睡眠など生活習慣に対するアドバイスはもちろん、その他の薄毛の原因に対しても独自療法で徹底的にアプローチし悩みを解決いたします!