みなさんの中には、夜勤をしている方やこれから夜勤の職種に転職を考えている方もいると思いますが、「夜勤はハゲやすい」という話を耳にしたことはありませんか?
そのような方の中には、夜勤をしていると本当にハゲてしまうのか、どうしてハゲると言われているのか気になる方もいることでしょう。
そこで今回は、夜勤をしているとハゲやすいと言われている原因とその対策方法についてご紹介していきます。
夜勤をしているとハゲると言われている原因は?
日勤と比べて夜勤をしている方のほうが、ハゲるリスクが高いという話を耳にすることがありますが、これにはどういった原因があるのでしょうか?
夜勤でハゲる原因としては、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
①生活サイクルの乱れによる睡眠の質の低下
②食生活や栄養バランスの乱れ
③ストレスで心身に負担がかかる
まずは、それぞれの原因について詳しくみていきましょう。
夜勤でハゲる原因①生活サイクルの乱れによる睡眠の質の低下
夜勤をしていると昼夜逆転をすることで生活サイクルが乱れ、睡眠の質が低下したり不規則になってしまうことが多いです。
昼夜逆転してしまうことで日に当たる機会が減ると、体内時計が狂ってうまく寝付けなくなったり体調が悪化したりすることもあります。
また、午後10時~午前2時の間は髪の毛に欠かせない成長ホルモンが多く分泌されると言われているため、この時間帯は睡眠を取ることが推奨されていますが、夜勤をしているとその時間帯に睡眠を取ることができないので、成長ホルモンの分泌を妨げてしまうとされています。
こうしたことから、「夜勤をしているとハゲる」と言われています。
夜勤でハゲる原因②食生活や栄養バランスの乱れ
夜勤によって生活サイクルが乱れると、食事のタイミングや栄養バランスなどの乱れにもつながるため、髪の毛に必要な栄養が不足したり頭皮環境が悪化したりする場合があります。
また疲れが溜まりやすい夜勤では、つい夜食にカップラーメンや味の濃い食べ物を選んでしまうことも多いでしょう。
こうした塩分や脂分の多い食べ物ばかり食べていると、頭皮の皮脂が多く分泌されて毛穴詰まりを起こし、結果抜け毛などを引き起こす原因になりかねません。
夜勤でハゲる原因③ストレスで心身に負担がかかる
病院やインフラ系の会社など、人命や生活に大きく関わる仕事をされている方は、夜勤で生活リズムが狂いやすいことに加えて、大きな責任が伴うためストレスがかかりやすいでしょう。
また睡眠不足になったり睡眠の質が低下したりすることで十分に休むことができず、どんどんストレスを溜め込んでしまうケースも珍しくありません。
ストレス過多に陥ると、身体が緊張して血行不良を引き起こしたり自律神経やホルモンバランスが乱れたりして、頭皮や髪の毛に悪影響を及ぼしハゲるリスクが高まります。
ハゲる原因は夜勤以外にもある
夜勤は、生活リズムや食生活が乱れたりストレスがかかったりすることがハゲると言われている原因です。
しかし、ハゲる原因は夜勤をしていること以外にもさまざまなものがあるため、抜け毛や薄毛が気になっている方は気をつけなければなりません。
そこでここからは、夜勤以外のハゲる原因についてご紹介していきます。
夜勤以外のハゲる原因①遺伝
薄毛はホルモンが密接にかかわっているため遺伝が原因で起こることもあり、家族や親戚にハゲている人がいると自分もハゲる可能性があると言われているのです。
テストステロンという男性ホルモンが、頭部にある酵素の1種でAGAと大きくかかわっている物質の5αリダクターゼと結合すると「DHT(ジヒドロテストステロン)」という薄毛の原因になるホルモンに変化して、薄毛を引き起こします。
このように家族や親戚に薄毛の原因になるホルモンが生成されやすい人がいる場合、その体質を遺伝で受け継いでしまうことが原因の1つです。
夜勤以外のハゲる原因②男性ホルモン
テストステロンという男性ホルモン自体は「モテホルモン」と呼ばれるほど、本来は記憶力アップや男性らしい骨格を作るなど、嬉しい役割を多く持っています。
しかしこのテストステロンが5αリダクターゼと結合すると、「AGA(男性型脱毛症)」を引き起こす原因となるDHTに変化してしまうのです。
中には5αリダクターゼが活性化しやすかったり、DHTを取り込みやすかったりする方がおり、そういった方は薄毛になる可能性が高いといわれています。
夜勤以外のハゲる原因③間違ったヘアケア
普段からハゲ対策として、念入りにシャンプーを行なっている方もいると思いますが、間違ったヘアケアをしているとハゲるリスクを高める恐れがあるため注意が必要です。
例えば、頭皮の皮脂や汚れを洗い落とそうと洗浄力の強いシャンプーを使ったり、何度も髪の毛を洗ったりすると、頭皮を守るために必要な皮脂まで落としてしまいます。
頭皮を守るために必要な皮脂まで落としてしまうと頭皮が乾燥してバリア機能が低下したり、不足した油分を補おうと皮脂が過剰分泌したりして頭皮環境の悪化を招き抜け毛の原因につながります。
夜勤をしている方がハゲないための対策方法は?
ハゲる原因にはさまざまなものがありますが、夜勤をしているとハゲるリスクを高めてしまうため、しっかりと対策をして抜け毛や薄毛予防をしていきたいところです。
では、夜勤をしながらもハゲるリスクを軽減するにはどういった点を意識すれば良いのか、生活習慣や食事面などにおける予防・対策方法についてご紹介していきます。
対策方法①寝不足や睡眠の質を改善する
夜勤でハゲる原因には、睡眠の質の低下が挙げられるので、まずは寝不足や睡眠の質を改善することが大切です。
夜勤中の睡魔に負けないようにコーヒーなどを飲んでカフェインを摂取するという方も多いと思いますが、カフェインには覚醒作用があるため寝付きを悪くしてしまいます。
そのため、カフェインの摂り過ぎに注意することが1つの対策になるでしょう。
また夜勤から帰宅して疲れていても、入浴して身体を温めるなどリラックスできる状態にしたり、遮光性の高いカーテンを取り付けて寝付きやすい環境を作ったりするのもおすすめです。
対策方法②夜勤中の飲食を見直す
先ほどお話したように夜勤中に摂取するカフェインの量を減らすことで、睡眠の質改善につながり抜け毛対策にもなるでしょう。
そして夜食にカップラーメンやお菓子、脂っこいものを食べるのを控えることも、頭皮環境が悪化するのを防ぐことに繋がります。
中には、寝付きを良くするためにお酒を飲んでから寝るという方もいるかもしれませんが、アルコールは中途覚醒や早期覚醒の原因にもなるので注意が必要です。
対策方法③ストレスを蓄積しないように意識する
ストレス過多もハゲる原因になるといわれているので、夜勤後や休日を活用してリフレッシュするなど、ストレス解消を心がけると良いでしょう。
1日ゆっくり過ごしたり、ショッピングやゲームをするなど自分に合ったストレス解消方法を見つけることが大切です。
対策方法④発毛専門サロンに相談する
今の生活リズムや食生活が頭皮や髪の毛に良くないと分かっていても、夜勤での疲労やストレスでなかなか行動に移せなかったり、どうすればいいか分からなかったりする方もいると思います。
そういったときは発毛専門サロンに相談すれば、適切な方法でケアを受けられるのはもちろん、食事や生活面でのアドバイスをしてもらうことも可能です。
また夜勤以外に抜け毛の原因がないか調べてもらうこともできますので、しっかりと原因が分かったうえで適切な対策を受けることができます。
夜勤はハゲやすいと言われる原因と対策方法まとめ
今回は、夜勤をしているとハゲやすいと言われている原因や、その対策方法についてご紹介しました。
夜勤がハゲると言われている原因には、生活リズムが狂って睡眠の質が低下することや食生活の乱れ、ストレスによる心身の負担などが挙げられます。
対策方法としては、できる範囲で睡眠環境を整えたり食事を見直したり、ストレスを溜め込まないように自分なりの方法でリフレッシュしたりすることが大切です。
夜勤をしていて抜け毛が心配という方や対策方法を実施しても抜け毛が減らないという方は、スーパースカルプ発毛センターにお任せください。
抜け毛を減らすために頭皮環境を改善するケアだけでなく、食事・睡眠におけるアドバイスなどをさせていただきます。
また頭皮や髪の毛をしっかりとお調べしたうえでケアしていきますので、何が原因か分からないという方もまずはお気軽にご相談ください!