みなさんのなかには「ドライヤーで髪の毛を乾かすと傷む」という話から、自然乾燥のほうが良いのではないかと考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし実際のところ髪を自然乾燥させると乾くまでに時間がかかるため、ドライヤーよりも髪の毛を傷ませるリスクが上がってしまいます。
そこでこの記事では、髪の毛の乾燥は自然乾燥とドライヤーのどちらが良いのかということに加えて、正しいドライヤーでの乾かし方などについて確認していきましょう。
目次
髪は自然乾燥とドライヤーどちらが良い?
お風呂から上がったら髪の毛が自然乾燥する間に、冷たい飲み物でも飲みながら少しソファでゆっくりしたいという方もいると思います。
また髪の毛が長い方などはドライヤーで乾かすのに時間がかかるため、どうしても髪の毛を乾燥させるのが億劫になってしまう方もいることでしょう。
しかし濡れたままの状態の髪の毛はキューティクルが開いた状態になっており、自然乾燥とともに水分も蒸発しやすく髪の毛のパサつきやうねりが生じることに加えて、寝癖がつきやすくなるためスタイリングにも支障をきたします。
そのため髪の毛を乾かすときは自然乾燥ではなくドライヤーを使って、できるだけ早く乾かしてあげることが大切です。
自然乾燥によるリスクとは?
濡れた髪の毛を自然乾燥させる場合、上記のように髪の毛が傷みやすくなる以外にもさまざまなリスクにつながりかねないため注意しましょう。
例えば濡れたまま放置された頭皮には雑菌が繁殖しやすくなるため、白髪やニオイだけでなく抜け毛・薄毛などの原因になります。
また雑菌が繁殖するとニオイや抜け毛以外にも、フケやかゆみ・炎症といったさまざまな頭皮トラブルを引き起こす原因になるため、必ずドライヤーで乾かすようにしてください。
ドライヤーで髪の毛を乾かすときの注意点
髪の毛は自然乾燥ではなくドライヤーで乾かすのが良いですが、ドライヤーで髪の毛が傷むといわれているのはなぜでしょうか?
その理由としては、おもに以下のようなものが挙げられます。
・毛先ばかり乾かして根元が濡れた状態になっているから
・髪の毛とドライヤーの距離が近いから
では上記を踏まえて、ドライヤーで髪の毛を乾かす際の注意点について確認していきましょう。
注意点①タオルドライをせずにドライヤーを当てない
お風呂上がりの髪の毛が濡れた状態のままドライヤーで乾かし始めると、髪の毛が十分に乾くのに時間がかかるだけでなく熱ダメージを負いやすくなります。
濡れた状態の髪の毛は熱に弱いため、タオルドライをせずにドライヤーを当ててしまうと熱ダメージによって髪の毛が傷んでしまいかねません。
そのためお風呂から上がったらまずはタオルである程度髪の毛の水気を取り、それからドライヤーで乾かすようにしましょう。
注意点②毛先ばかり乾かさないようにする
人によっては毛先あたりを集中的に乾かすという方もいると思いますが、髪の毛は毛先のほうが乾きやすく根元ほど乾きにくいです。
そのため毛先にばかりドライヤーを当てていると、毛先を必要以上に乾燥させることになって髪の毛が傷むだけでなく、根元がきちんと乾かないため雑菌が繁殖しやすくなります。
ドライヤーで髪の毛を乾かすときは、まず根元から毛先に向かって乾かすようにしましょう。
注意点③髪の毛とドライヤーの距離を近づけ過ぎない
濡れた髪の毛に高温の熱を与えると「タンパク変性」が起こって、髪の毛が火傷のような状態になってしまいます。
また1度タンパク変性を起こすと元に戻すことができないうえ、パーマやカラーなどの薬剤も効きにくくなっておしゃれを楽しめなくなるかもしれません。
ドライヤーの吹き出し口の温度は100℃〜120℃程度といわれているため、ドライヤーを髪の毛に近づけ過ぎないように気をつけてください。
自然乾燥とさよなら!正しいドライヤーの当て方とは?
髪の毛を乾かす際は自然乾燥ではなくドライヤーで乾燥させたいところですが、先ほどの注意点を意識しながら正しい方法で乾かすことが大切です。
そこでここからは、正しいドライヤーの当て方について解説していきます。
まずはタオルドライで7割ほど乾かす
濡れた状態の髪の毛にドライヤーを当てても、乾きにくいだけでなく熱ダメージを負いやすくなるため、まずはタオルドライで7割ほど乾かすようにしましょう。
タオルドライでしっかりと髪の毛の水気を取っておけば、ドライヤーを当てる時間が短くなり熱ダメージを軽減できるだけでなくドライ時間の短縮にもつながります。
また力を入れて擦ってしまうとキューティクルが剥がれてしまうため、毛先はタオルで包み込むようにしてポンポンとやさしく叩くように乾かしてください。
ほかにもドライヤーを当てる前にアウトバストリートメントをつければ、熱ダメージを受けにくくなり熱の力を使って髪の毛を補修することも可能です。
ドライヤーは根元・中間・毛先の順番に当てる
上記でも解説したとおり根元は髪の毛が密集しており乾きにくいため、まずは根元から乾かし始めて「根元→中間→毛先」の順番に乾かしていきましょう。
乾きにくい根元から乾かせばそれぞれの箇所に応じて必要な分の熱を当てることができ、オーバードライ(乾かし過ぎ)による熱ダメージを防げます。
またドライヤーをしていると髪の毛の温度が上がって乾いたように感じますが、まだ乾ききっていないこともあるため、1度ドライヤーを止めて手で触ってみて冷たく感じる箇所や湿り気を感じる箇所がないか確認するとよいでしょう。
熱ダメージを軽減するために角度・距離を調整する
ドライヤーを使って髪の毛を乾かす際は、熱ダメージを軽減するために角度や距離に気をつけることも大切です。
髪の毛に対して90°の角度でドライヤーを当てると熱が当たり過ぎてしまうため、ドライヤーの角度は45°を意識しましょう。
またドライヤーの吹き出し口は高温のため、角度に加えて髪の毛から15cm〜20cmほど離して当てることで熱ダメージを抑えられます。
髪の毛を乾かしたあとはドライヤーを冷風モードに切り替えて、冷風を当ててあげるとなお良いです。
髪の毛の自然乾燥による頭皮トラブルは発毛サロンに相談
髪の毛を自然乾燥させると頭皮に雑菌が繁殖してニオイや炎症の原因になるだけでなく、頭皮が冷えて血行不良を引き起こす場合もあります。
血行不良や頭皮環境が悪化すると発育にも影響をおよぼすため、抜け毛などのリスクを高めることにもつながりかねません。
もし自然乾燥などが原因で抜け毛が増えたとお悩みの方は、発毛サロン「スーパースカルプ発毛センター」にご相談ください。
頭皮・髪の毛の状態などを確認したうえで1人ひとりに合ったケア方法を提案し、抜け毛や頭皮トラブルといった問題を解決へと導きます。
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髪の毛を自然乾燥させるリスクと正しいドライヤーの当て方まとめ
髪の毛が濡れた状態を長時間放置していると、髪の毛の乾燥を招いてパサつきやうねりのほか、寝癖がつきやすくなるといった問題を引き起こしてしまいます。
そのため髪の毛を乾かすときは自然乾燥ではなく、ドライヤーを使って正しい方法で乾燥させていきましょう。
ドライヤーで乾かすときは、以下のポイントを押さえて行なうことをおすすめします。
②ドライヤーは根元・中間・毛先の順番に当てる
③熱ダメージを軽減するために角度・距離を調整する
髪の毛の自然乾燥はパサつきのほかにも雑菌の繁殖によるニオイやかゆみなどの原因になり、さらには抜け毛・薄毛を引き起こすきっかけにもなりかねません。
自然乾燥による頭皮環境の悪化や抜け毛の増加で悩んでいる方は、ぜひお近くのスーパースカルプ発毛センターまでお問い合わせください。