2025.08.26

水泳は薄毛の原因になる?プールの塩素と抜け毛の意外な関係

「最近プールに通い始めたら髪がパサつく気がする」
「水泳をしていると抜け毛が増えるって本当?」

夏はレジャーや運動目的でプールに入る機会が増える季節です。気温が高くなると水泳を始める人が一気に増えるため、この時期は「プールと髪の毛の関係」を気にする方も多いのではないでしょうか。

水泳は有酸素運動の中でも全身を大きく使うため、血流改善や体力維持、ストレス解消に非常に効果的です。一方で、「プールの塩素は髪や頭皮にダメージを与え、抜け毛や薄毛の原因になるのでは?」という心配の声も少なくありません。

本記事では、スーパースカルプ発毛センターが「プールの塩素が髪や頭皮に与える影響」「抜け毛予防のための正しいケア方法」を徹底解説します。夏にプールを楽しむ方は、ぜひ参考にしてみてください。

プールの塩素は髪や頭皮にどう影響する?

塩素は髪のタンパク質を攻撃する

プールに入ると髪がキシキシする、色が抜けたように見える…そんな経験はありませんか?これは塩素の性質によるものです。

塩素は殺菌・消毒のために水に溶け込ませていますが、タンパク質に付着しやすい性質があります。髪の毛や頭皮の角質はタンパク質でできているため、塩素に繰り返し触れると次のようなトラブルを招きやすくなります。

  • キューティクルが傷む:髪の表面を覆うキューティクルが剥がれると、髪の内部がむき出しになり、切れ毛や枝毛の原因に。
  • 乾燥・パサつき:水分保持力が低下し、髪がゴワついたり広がったりしやすくなります。
  • 漂白作用による変色:塩素には軽い漂白作用があり、繰り返しプールに入ると髪色が明るくなりやすいです。これは美容室で行う「ブリーチ」と似たような作用のため、ダメージは決して軽くありません。

頭皮への悪影響も

塩素は髪だけでなく頭皮環境にもダメージを与えます。乾燥によるフケ・かゆみ、敏感肌の悪化などが起こりやすく、頭皮が炎症を起こすと毛根に十分な栄養が届かず、発毛サイクルの乱れにつながる可能性があります。

塩素だけじゃない!水泳に潜む薄毛リスク


プールの塩素は確かに大きな要因ですが、それだけではありません。水泳習慣には意外な「髪へのリスク」が潜んでいます。

① 屋外プールの紫外線

夏場に屋外プールで泳ぐ場合、紫外線ダメージは避けられません。頭皮が日焼けすると乾燥や炎症を起こし、毛母細胞の働きを弱めてしまいます。紫外線は「頭皮の老化」を加速させる大きな要因なのです。

② 水泳キャップによる圧迫や摩擦

プールでは水泳キャップの着用が必須の施設が多いですが、サイズが合っていなかったり長時間着用していると、頭皮の血行が妨げられる可能性があります。また、着脱時に髪が引っ張られたり、シリコン素材で蒸れやすくなったりすると、頭皮環境が悪化することもあります。

③ 濡れ髪を放置する習慣

水泳後に髪を濡れたままにしておくと、塩素と一緒に水分が蒸発し、髪の乾燥が進みます。湿った環境は雑菌繁殖の温床となり、頭皮トラブルにつながるリスクも。

水泳は髪に悪いだけではない!発毛にプラスの効果も

ここまで読むと「やっぱり水泳は髪に悪いのでは?」と思われるかもしれません。しかし実際は、水泳は発毛をサポートするメリットもあるのです。

  • 血流促進:クロールやバタフライのように肩や首を大きく動かすことで、頭皮への血流が改善されます。
  • ストレス解消:水の浮力でリラックスできるため、自律神経が整いやすくなります。ストレスは薄毛の大敵なので、水泳は心身のバランス回復にも役立ちます。
  • 水圧による循環改善:水中では全身に水圧がかかるため、心臓のポンプ機能が活発になり、全身の血行が良くなります。

つまり、正しいケアを行えば、水泳はむしろ髪に良い運動習慣になるのです。

髪を守りながら水泳を楽しむための予防法


では、どうすれば水泳と髪の健康を両立できるのでしょうか。具体的なケア方法をご紹介します。

1. プール後はすぐにシャワーで塩素を落とす

まずは「塩素を残さないこと」が基本です。施設によってはシャンプー使用が禁止されている場合もありますが、その際もシャワーだけは必ず浴びましょう。自宅に戻ったら保湿成分入りのシャンプー・トリートメントで丁寧にケアするのがおすすめです。

2. ドライヤーの正しい使い方を守る

髪から20cmほど離して風を当て、仕上げは冷風でキューティクルを引き締めるとダメージを最小限に抑えられます。濡れ髪の放置は厳禁です。

3. 通気性の良いキャップを選ぶ

頭皮の蒸れが気になる方は、メッシュ素材のキャップを使うのが安心です。蒸れによる雑菌繁殖を防ぎ、頭皮環境を整えます。

4. 紫外線対策を忘れない

屋外プールではキャップの着用に加え、日傘や帽子で移動時の紫外線をカットしましょう。頭皮用の日焼け止めスプレーを使うのも効果的です。

それでも抜け毛が気になる方へ

セルフケアをしても抜け毛が減らない、髪のボリュームが戻らないという場合は、頭皮環境そのものが大きく乱れている可能性があります。

スーパースカルプ発毛センターでは、

  • マイクロスコープによる頭皮診断
  • 専用機器を使った頭皮ケア
  • 髪に必要な栄養補給
  • ライフスタイルや食習慣へのアドバイス

を組み合わせ、お薬に頼らない発毛サポートを行っています。副作用の心配がないため、安心してケアを継続できるのが特徴です。

まとめ:夏のプールシーズンは「髪のケア」も忘れずに

プールの塩素は髪や頭皮のタンパク質に作用し、乾燥・ダメージ・変色を引き起こす

屋外プールの紫外線や水泳キャップの圧迫、濡れ髪放置も抜け毛リスクにつながる

ただし水泳自体は血流改善やストレス解消に役立ち、発毛の観点ではプラス要素もある

正しいアフターケアをすれば、水泳と髪の健康は両立できる

夏はプールや水泳を楽しむ人が増える季節です。この時期だからこそ、髪と頭皮のケアを意識して「健康も髪も守れる水泳習慣」を身につけてみませんか?

「抜け毛が気になる」「塩素で髪が傷んでいないか不安」という方は、ぜひお近くのスーパースカルプ発毛センターにご相談ください。専門スタッフが、今のあなたに最適なケア方法をご提案いたします。

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