全国85店舗以上展開!スーパースカルプ発毛協会公式ブログです。
栄養不足は薄毛・抜け毛の原因になるという事は、薄毛でお悩みの方ならばご存知かと思います。
今回は、なぜ栄養不足が薄毛の原因になるのか?と、何を食べるか?食事や生活習慣のポイントなど、どうすれば栄養不足を免れることができるのか?を中心にご紹介したいと思います。
栄養と髪の関係
昔から髪は「血余(けつよ)」と呼ばれていました。髪は血液によって健康状態が左右される事を意味します。
私たちが口から食べた栄養は消化器官で分解されて血液中に入り体の隅々まで運ばれていきますが、「血余」の字のとおり、髪に行き渡るのは余った血液ということになります。
つまり、しっかりと食事から栄養を摂り、身体も健康を保っていなければ、髪まで栄養が行きわたらず抜け毛、薄毛の原因になってしまうのです。
たんぱく質が不足すると?
たんぱく質は髪の元となる素材のようなものです。
髪の90%以上はケラチンというたんぱく質で構成されているため、食事においては一日3回の食事のうち最低でも2回はたんぱく質を多く含む食べ物を摂るようにしましょう。
ビタミンが不足すると?
肉や魚、大豆などのたんぱく質を人間の体に合ったアミノ酸に合成する為には「ビタミン」が不可欠です。
ビタミンには様々な種類がありそれぞれに髪に関係する働きをしています。
・ビタミンA・・・・頭皮環境
・ビタミンB群・・・毛母細胞(毛根)の活性
(ビタミンB2、B6、パントテン酸、ビオチン)
・ビタミンC・・・・頭皮環境、抗ストレス作用
・ビタミンE・・・・血行、抗酸化作用
ミネラルが不足すると?
亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄、銅、セレンなどミネラルと呼ばれる栄養素も髪にとって不可欠です。
しかし、複数のサプリなどによる過剰摂取は逆に体にとって毒素になり、薄毛の原因になります。バランスの良い食事を心がけていれば足りますので、はやり基本は和食がおすすめです。
よく噛んで食べる
子供のころ、お母さんかおばあちゃんから「よく噛んで食べなさい」と言われた記憶がある方も多いのではないでしょうか?
理想は一口30回!よく噛んで食べることによって消化吸収の効率が格段に上がり、育毛発毛抜け毛予防だけでなく肥満予防にもなります。
薄毛予防、育毛発毛にとってもよく噛んで食事をすることは極めて重要なのです。
寝る直前に食べないで
深夜まで残業になり帰宅後にお腹いっぱいに夕ご飯を食べてすぐに寝る。こんな悪習慣では薄毛へ一直線です。
睡眠時間を食べ物の消化の時間に充てると、血液が内臓に集中するために頭皮への血流が悪くなってしまいます。
理想は寝る3時間前に夕ご飯を済ませ、消化が終えた状態で眠りにつきましょう。そうすれば栄養たっぷりの血液が毛根まで行き届き育毛が促進されます。
育毛の肝心は睡眠の質にあり
育毛発毛、抜け毛予防によって3本の指に入る大事なことは「睡眠」です。
最近テレビの健康情報でよく耳にする「自律神経」が睡眠と育毛に深く関係しています。
自律神経は日中の活動的な時間帯に優位になる「交感神経」と、睡眠時に優位になる「副交感神経」の二つから成っており、本来はそれぞれがシーソーの様にバランスよく働いています。
頭皮や体の抹消部の毛細血管の血流が良くなるのは「副交感神経」が優位になっているときですので、日中の交感神経から睡眠時の副交感神経へスムーズに切り替えできるか?が睡眠の質を決定付けます。
ストレスケアも大切
髪に関わる栄養とストレスは一見無関係のように思えますが、密接な関係性があり、はやり栄養面で見てもストレスは害となります。
ストレス状態が続くことによる栄養面での悪影響は以下ののようなことが挙げられます。
・胃酸の分泌がわるくなり消化吸収が悪くなる。
・抗ストレスホルモンを分泌するのに大量の体内のビタミンCが浪費され不足する。
ストレスは万病の元と言いますが、栄養面以外にも、健康の大元となる自律神経のバランスが乱れたり、それによって睡眠の質が下がるなど、ストレスは薄毛の大敵です。
たまには好きなことに没頭したり、趣味や旅行などでストレスを発散することも薄毛予防には大切です。
髪に良い食べ物をご紹介
髪に良い食べものといっても、やはり特定のものだけを食べていれば良いと言いうわけでは無く、五大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)をバランスよく摂ることが重要です。
その点で昔から言われているのが「まごわやさしい」です。全部言えますか?
ま・・・豆(たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)
ご・・・ゴマ(ビタミン、ミネラル)
わ・・・わかめ(ビタミン、ミネラル)
や・・・野菜(ビタミン、ミネラル)
さ・・・魚(たんぱく質、脂質、ビタミン)
し・・・しいたけ(ミネラル、食物繊維)
い・・・芋(たんぱく質)
食材の横に主な栄養素を書きましたがこれだけ見てもバランスよく摂取できることになります。
さらに野菜は種類によってビタミンやミネラルが違ってきますので、出来るだけいろいろな種類の野菜を食べるようにしましょう。
食べてはいけないもの
薄毛にならないために、また薄毛を改善させるためには、何を食べるか?も確かに大事です。
しかし、実は身体に悪いものを食べないようにする事の方が重要なのです。
スイーツの食べすぎ
スイーツ好きの女性には耳が痛い話かと思いますが、糖質のとり過ぎは細胞の老化の大きな原因になります。
糖質の分解にビタミン、ミネラルが使われ髪の元となるたんぱく質(ケラチン)が合成されにくくなるばかりでなく、過剰な糖質がたんぱく質と結合して発生する「最終糖化産物(AGE)」が細胞を老化させ、頭皮や肌のくすみ、抜け毛を引き起こします。
ファーストフードの食べすぎ
フライドポテトやハンバーガー、またはスナック菓子などのジャンクフードは高カロリー、高脂質、塩分が多いため、食べすぎると血液がドロドロになり、問答無用で薄毛を招く引き金になります。
さらに、これらの食品は高温で調理するものが多く、口に入れる段階ですでに先ほどふれた最終糖化産物(AGE)が食品中に含まれている場合が多く、ビタミンミネラルなどの栄養素も乏しいです。
まとめ
いかがでしたか?今回は栄養不足と薄毛と題して様々書いていきましたが、肝心なポイントは以下の3つになります。
●五大栄養素をバランスよく食べよう(まごわやさしい)
●どう食べるか?食べ方や時間にも気を付けよう
●何を食べるか?より先に体に悪いものをたべない事が大事。
是非、ご参考にして頂き、楽しく美味しく育毛ライフを送って頂ければと思います。