新型コロナウイルスは2019年10月初旬に1人目の感染者が報告されて以来、2022年になった今でも世界中でその猛威を振るっています。

新型コロナウイルスに感染すると高熱や味覚障害といったさまざまな症状が現れるとされていますが、その中でコロナが原因で禿げる方が急増していることをご存知でしょうか?

この記事ではコロナで禿げる原因や判断方法に加えて、対処法などについてもご紹介していきます。

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コロナに感染すると禿げるといわれている原因は?

コロナワクチン

コロナに感染したことで抜け毛が増えたと嘆く方が増えていますが、コロナによって禿げる原因としては以下のようなものが挙げられます。

①コロナ禍によるストレス
②外出自粛に伴う運動不足
③コロナ感染による休止期脱毛症
④コロナワクチンの副反応

まずは、それぞれの原因について確認していきましょう。

禿げる原因①コロナ禍によるストレス

突如世界を襲った新型コロナウイルスは、これまでのコロナウイルスとは異なる性質を持っているということで前例のない中での対策を強いられました。

これまで当たり前に会っていた人と会えなくなって気軽に街へ繰り出しショッピングや食事をする機会も減り、そうしたコロナ禍の環境でストレスをたくさん感じた方もいることでしょう。

先の見えないコロナ禍でストレスが溜まると自律神経が乱れて頭皮の血流が悪くなり、髪の毛に必要な栄養や酸素が十分に行き届かないことが抜け毛を引き起こす原因になります。

禿げる原因②外出自粛に伴う運動不足

コロナの感染予防対策の一環として「密閉・密集・密接の3つの密を避けましょう」ということを厚生労働省が発表し、実際にたくさんの方が外出自粛をしてきました。

また仕事も出勤するスタイルからリモートで行うところが増え、全く出歩かなくなり運動不足に悩むようになった方も少なくありません。

運動不足に陥ると全身の血流が滞りやすくなり髪の毛に栄養が行き届きづらくなるため、髪の毛が成長せず禿げることにつながるといわれています。

禿げる原因③コロナ感染による休止期脱毛症

インフルエンザや肺炎といった体力を消耗するような感染症にかかったあとは、「休止期脱毛症」と言って髪の毛が抜けやすくなるケースがあり、この脱毛症は成長段階の髪の毛が広範囲かつ多量に抜けるのが特徴です。

新型コロナウイルスも同様に感染後は休止期脱毛症を引き起こす場合があるのですが、抜け毛に気づくまでに数ヶ月かかることもあるため、コロナの後遺症なのではないかと不安に思う方もいます。

基本的にコロナが完治すれば自然に治る場合が多いですが、人によっては抜け毛の改善に数年かかることや薄くなったままになることもあるようです。

禿げる原因④コロナワクチンの副反応

新型コロナウイルス感染予防のためにコロナワクチンが普及しましたが、このコロナワクチンが原因で禿げるケースが増えているといわれています。

コロナワクチンと抜け毛の関連性については医学的に明らかにされているわけではありませんが、現時点ではコロナワクチンの副反応によって体力や免疫力が低下していること、さらには栄養不足などが影響しているのではないかという説が有効です。

抜け毛がコロナによるものなのか判断する方法は?

風邪をひいてマスクを付けている絵文字

新型コロナウイルスは人によって無自覚・無症状のため、体調に何も問題がないのに突然禿げると不安に感じてしまうと思います。

またコロナ自体は治ったのに髪の毛がたくさん抜ける場合、コロナが原因なのか他に原因があるのか気になる方もいることでしょう。

では抜け毛がコロナによるものなのかどうか判断するためには、どういったポイントを押さえておけば良いのでしょうか?

コロナ感染から2〜3ヶ月後に抜け毛が増えた

コロナに感染して2〜3ヶ月経ってから髪の毛が多量に抜けたという場合、上記でお話した「休止期脱毛症」を引き起こしている可能性が高いです。

特にコロナで高熱が出た場合は感染から数カ月経って症状が完治、または落ち着いたタイミングで禿げるといったケースも珍しくありません。

さらに休止期脱毛症はコロナ・インフルエンザ・肺炎の他にも無理なダイエットや出産、大きな外傷・出血・手術を伴うケースでも起こる場合があります。

コロナの感染症状に加えて抜け毛を引き起こしている

コロナは人によって無自覚・無症状のケースがあるため、抜け毛の原因がコロナにあるのかどうかを個人で判断するのは難しいです。

そのため基本的には医師に診てもらったほうが良いですが、あらかじめコロナの感染症状について知っておけばコロナによる抜け毛だと予想しやすいでしょう。

よくあるコロナの症状としては「発熱・せき・倦怠感・味覚や嗅覚の消失」が挙げられ、人によって「頭痛・下痢・目の充血・発疹・手足の指の変色」を引き起こすケースもあります。

重度になると息切れや呼吸がしにくくなることに加えて、胸の痛み・錯乱・運動障害といった症状を引き起こすこともあるようです。

上記の症状に加えて抜け毛を引き起こしている場合は、コロナが原因となっている可能性が高いと判断できるため、回復後も髪の毛が抜けるのであれば1度医師に相談することをおすすめします。

コロナで禿げる人急増中?抜け毛が増えた場合の対処法

栄養バランスの取れた食事

コロナに感染したことやコロナ禍での生活が原因で抜け毛が増えてしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

主な対処法としては以下の3つが挙げられます。

①まずはコロナが回復するのを待つ
②運動不足・栄養不足を解消する
③発毛サロンに相談する

では、それぞれの対処法について具体的に解説していきます。

対処法①まずはコロナが回復するのを待つ

コロナに感染して抜け毛が増えた場合、人によってはコロナの症状の回復とともに抜け毛が減って再び髪の毛が生えてくるケースもあるようです。

そのためまずはコロナが回復するまで待って、その後抜け毛が解消されるかどうかしばらく様子を見るのも1つの方法でしょう。

回復後しばらく経っても抜け毛が減らない場合や薄くなったままの状態が続いている場合は、発毛治療などを検討することをおすすめします。

対処法②運動不足・栄養不足を解消する

コロナ禍での生活によって運動不足になっている場合は、自宅でできる範囲で良いので軽い運動や筋トレ・ストレッチから始めてみましょう。

早朝や夜間など人通りが少ない時間帯を狙ってウォーキングやランニングをするのも1つの対処法ですが、マスクをしながらの運動は息苦しく呼吸障害や熱中症を引き起こすリスクがあるため注意してください。

また買い物に行く機会が減って栄養の偏った食事ばかりしている場合は髪の毛に必要な栄養が不足している可能性があるため、ピークタイムを避けてスーパーに行くか宅配サービスを活用するなどしてきちんと食材を揃えバランスの取れた食事を摂ることが大切です。

対処法③発毛サロンに相談する

コロナの症状が回復しても抜け毛が減らない場合や生活習慣を見直しても禿げた状態が続く場合は、個人での対処が難しいため発毛サロンに相談することをおすすめします。

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コロナで禿げる原因と判断方法・対処方法まとめ

コロナで禿げる原因と判断方法・対処方法まとめ

コロナで禿げる原因は、主に以下の4つです。

①コロナ禍によるストレス
②外出自粛に伴う運動不足
③コロナ感染による休止期脱毛症
④コロナワクチンの副反応

ストレスや運動不足は頭皮の血行を悪化させて髪の毛に必要な酸素・栄養を届きにくくするため、髪の毛が正常に成長せず抜け毛などを引き起こしてしまいます。

またコロナやインフルエンザといった高熱の伴う感染症においては、感染後に休止期脱毛症という抜け毛症状を引き起こすケースも珍しくありません。

ストレスや運動不足に関しては個人でも対処できる可能性がありますが、なかなか抜け毛が減らない場合やコロナ回復後も禿げた状態が続く場合は発毛サロンに相談して専門的なケアを受けましょう。

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