薄毛になりやすい職業は?という質問に答えるならば、やはり長時間のデスクワークを毎日されている事務職が挙げられます。
ましてや、新型コロナウイルス問題によって自宅での慣れない環境でのパソコン作業はグッと疲れがたまってしまいますね。
今回はデスクワークと薄毛リスクの関係性と、そしてその対策をご紹介します。
【目次】
血行不良と薄毛
デスクワークによって疲労がたまるだけでなく、頭皮の血流も減少して抜け毛になる?とはあまり想像しにくいものです。
しかし、実際は頭皮の血流まで悪化し、脱毛の原因になる場合があります。
運動不足による筋肉のコリ
長時間デスクワークをして肩こりがひどくなったりした経験はありませんか?
その理由は、長時間同じ姿勢でいることによって、となりあった筋肉の組織同士が癒着して固まり、スムーズに動きにくなるからです。
筋肉が凝り固まって動きにくくなると血流もどんどん悪化していき、痛みを感じるようになります。
さらに筋肉は列車のように全身がつながっているため、肩こりや首コリはそのままダイレクトに頭皮の筋肉のコリと血行不足に繋がっていきます。
血行不良のサインは手足の冷え
指先や足先は血行不良になると冷えて冷たくなります。
頭皮も同じように体の抹消部分にあるため、指先の冷え=頭皮の血行不良と考えることが出来ます。
指先が冷えているかの確認方法ですが、自分の小指を耳の中に入れてみたときに冷たく感じたら、指先が冷えているタイミングと言えます。
眼精疲労と薄毛
デスクワークで疲れるもう一つの身体の部位はやはり目ですね。
眼精疲労と呼ばれるものですがこれも脱毛の原因になります。
眼精疲労を起こしたら必ず目の角膜の補修にシスティンというアミノ酸が使われますが、実は髪の毛の90%を占めるタンパク質もこのシスティンから作られるのです。
つまり過度な眼精疲労は髪の育毛にマイナスになると言えます。
デスクワーク中にすべき薄毛対策
デスクワークが薄毛の原因になるという点を「血行不良」と「眼精疲労」を例に説明しました。
とは言え、仕事は仕事。すぐにやめれるものではありませんね。
そこで大切なのはデスクワークをしながらでも以下のような対策をとり、いかに薄毛リスクを減らしていけるか?が大切になります。
モニターを目線の高さにする
スマホ首とも言われますが、前傾姿勢の状態を長く続けると筋肉が歪んで肩こりや首こりの原因になります。
それを解消するには姿勢を正すことなのですが、モニター画面が低いとどうしても姿勢が悪くなります。
ノートパソコンを使用している方はなおさら、高さを出すパソコン台などを活用してモニターを背筋をのばしたときの目の高さまで上げましょう。
たまに立ち上がって背伸びをする
先ほど挙げたように、長時間同じ姿勢でいることがコリの原因になります。
そのため、仕事が溜まっていて忙しくても、1時間~2時間に1回は席から立ち上がってトイレにいったり、屈伸運動をしたり背伸びをすることで、ある程度は血行不良を未然に防ぐことが出来ます。
視線のピントをずらす
眼精疲労の原因は同じ部分をじーっと見つめることやブルーライトによる目への刺激です。
眼精疲労を防ぐには、たまにモニターから視線を外して窓の外を眺めるなどして目のピントを変えてあげることが大切です。
また、ブルーライトカットのシートをモニターに貼るのも有効です。
15分の仮眠をとる
仕事中に仮眠が許されている会社はまだ少ないですが、実在します。
何故なら、15分程度のお昼寝は疲労をとって集中力もアップさせる効果があるからです。
人間の細胞は寝ている間に修復されます。長時間のデスクワークでストレスを感じてばかりの方は、思い切って仮眠をとってみてはいかがでしょうか?
アミノ酸サプリメントを飲む
育毛に有効なサプリメントの一つにアミノ酸のサプリメントが挙げられます。
目の角膜の補修に必要なシスティンなど食べ物方しか摂取できない必須アミノ酸をすべて含んだ、大豆由来のアミノ酸サプリメントが市販されているのでお勧めです。
まとめ
今回は「デスクワークに潜む薄毛リスク」という内容でご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
いくら薄毛の原因になるからと言ってやめることが出来ない毎日のお仕事。
それでも原因を知り、ちょっとした対策を講じるだけで、仕事の効率アップと同時に薄毛のリスクも軽減することは可能です。
デスクワークで疲れを感じている方はぜひお試しください。