「初期脱毛」をご存じですか?
発毛の兆候として一時的に抜け毛が増える現象ですが、初期脱毛の特徴を知らないばかりに悩んでしまい、薄毛治療を途中でやめてしまう方も少なくありません。
薄毛が進行中の抜け毛なのか?発毛の兆候なのか?を見極めるため、初期脱毛の特徴を正しく知る事が大切です。
今回の記事では、毎日発毛の現場で働く発毛技能士が、初期脱毛についての知識をご紹介します。
【目次】
初期脱毛とは?
初期脱毛とは、発毛の兆候(サイン)として一時的に抜け毛が目立って増える現象の事を指します。
初期脱毛で抜け落ちる毛は、ほとんどが休止期と言ってすでに成長がとまって抜け落ちるばかりの毛です。
つまり、元気な新しい毛が発毛し毛穴から伸びることによって、休止期の毛が一斉に毛穴から押し出されて抜けるのです。
わかりやすく例えるならば、毛穴の中の「おしくらまんじゅう」で負けた弱い毛が抜け落ちる現象を初期脱毛と言い、発毛の兆候として決して悪い事ではありません。
男女別にみる初期脱毛の抜け毛の量
初期脱毛の抜け毛の量は発毛スピードや薄毛の原因によって個人差があります。
これまでの発毛データからみて、AGA(男性型脱毛症)の場合は、女性の初期脱毛に比べると2倍、3倍というように抜け毛の数は多くなる傾向があります。
一歩で女性の初期脱毛の量は比較的少なく、全く起こらずに発毛育毛していくケースもあります。そのため、長期間の女性の抜け毛増加は薄毛の進行中の場合が多いです。
いずれにしても、初期脱毛が少ないからと言って発毛していないという訳ではありませんので、安心してケアを継続しましょう。
初期脱毛は何度も繰り返す!?
発毛育毛が進むと毛根が活性化し、髪の成長サイクルに変化が現れて良い意味で不安定な状態になります。
そのため、1.2週間から長い場合は1ヶ月以上抜け毛が続く場合もありますが、初期脱毛の場合は必ず抜け毛はピタッと止まります。
初期脱毛がおさまるころには、髪が強い髪に入れ替わったイメージで段階的に頭皮が目立たなくなったり、ボリュームがアップを実感できるようになります。
「初期脱毛」に対して「中期脱毛」とでも言えましょうか、初期脱毛は髪の成長サイクルの変化に付随して何度も起きると考えておくと良いでしょう。
これは初期脱毛!?見極めるポイント
抜け毛が増えたが果たしてこれが初期脱毛なのか?の確認が持てない!そんな悩みも多いです。
初期脱毛なのかを見極めるポイントは以下の3点です。以下のような傾向があれば初期脱毛の可能性が高いです。
・抜け毛が多くボリュームが減ったが、髪にコシがやツヤが出て立ち上がりが良い。
・頭皮を触ると指先にチクチクと感じる。新しくて小さい毛がたくさんある。
・抜け毛がピタッと止まったりまた増えたりと不安定。
以上のような特徴がありますが、抜け毛が3ヶ月以上続く場合は薄毛が進行中である場合がありますので、現在行っているケア方法の見直しをしましょう。
初期脱毛は薬を飲まなくても起きる
内服薬による薄毛治療に限らず、スーパースカルプ発毛センターにおける内服薬を用いない発毛の場合でも、発毛の兆候として初期脱毛は必ずと言えるほど起きます。
自分に合った正しい発毛ケアを!
自分の薄毛の症状や原因に合った発毛ケアをしているならば、初期脱毛に悩む必要は一切ありません。
むしろ、発毛が順調に進んでいる証として喜ぶべきものなのです。
頭皮環境、ホルモンバランス、生活習慣、食生活などなど、薄毛の原因は十人十色です。
全国85店舗以上展開のスーパースカルプ発毛センターで行っている初回お試し体験コースでは、的確に薄毛の原因をお調べし、より確実な発毛プランをご提案しています。
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