「薄毛」や「はげ」という言葉を聞くと、何となく男性だけが抱えがちな悩みのように聞こえますが、実は女性にも薄毛や頭頂部がはげてしまうことに悩む方がいます。
女性に見られる「頭頂部はげ」にはさまざまな種類と原因があり、正しく対処していくためには原因をきちんと知ることが大切です。
そこでこの記事では、頭頂部がはげる女性の特徴や薄毛の種類・原因と併せて、頭頂部はげの予防に効果が期待できる対処法についてご紹介していきます。
目次
女性に見られる「頭頂部はげ」6つの種類
「頭頂部がはげてきた気がする…」とお悩みの方もいると思いますが、実は薄毛には大きく分けると以下の6種類があるのをご存知でしょうか?
②脂漏性脱毛症
③粃糠性脱毛症
④牽引性脱毛症
⑤円形脱毛症
⑥分娩後脱毛症
それぞれ薄毛の種類によって原因が異なるため、自身の頭頂部の薄毛は何に当てはまるのか、また何が原因ではげてしまったのかについて知ることが大切です。
まずは、女性に起こる可能性がある上記6つのはげの種類について確認していきましょう。
頭頂部はげの種類①びまん性脱毛症
女性に起こるはげの症状の中でも一番多いとされているのが、この「びまん性脱毛症」と呼ばれる種類の薄毛です。
びまん性脱毛症に陥ると髪の毛が痩せ細って全体のボリュームダウンにつながるだけでなく、地肌が透けるようになって分け目も広がって見えます。
びまん性脱毛症を引き起こす主な原因としては、無理なダイエットや不規則な生活習慣、間違ったヘアケアなどが挙げられるでしょう。
頭頂部はげの種類②脂漏性脱毛症
「脂漏性(しろうせい)脱毛症」は地肌がベタつくという方に起こりやすい脱毛症で、過剰分泌した皮脂が原因となって脂漏性皮膚炎を引き起こし、頭皮環境が悪化することで抜け毛が増えて脂漏性脱毛症へと発展します。
皮脂を栄養源とするマラセチア菌が増殖すると、その菌が頭皮を刺激してさらに脂漏性皮膚炎を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。
頭皮に皮脂が過剰分泌される原因としては、高カロリーなものばかり食べていることやシャンプーが不十分であることや睡眠不足などが挙げられます。
頭頂部はげの種類③粃糠性脱毛症
「粃糠性(ひこうせい)脱毛症」は、何らかの理由で過剰に発生したフケが毛穴を塞ぎ炎症を引き起こすことで発症する脱毛症です。
本来フケは皮膚が古いものから新しいものに生まれ変わる「ターンオーバー」によって生じるため誰にでも発生しますが、ホルモンバランスの乱れやストレス過多によってフケが過剰に発生することがあります。
他にも何度もシャンプーをするなど誤ったヘアケア方法を実施することも、頭皮に乾燥を招いてフケを大量発生させる原因になりかねません。
頭頂部はげの種類④牽引性脱毛症
髪の毛が長いタイプの方は、普段からヘアゴムなどを使ってポニーテールにするなど髪の毛を縛る機会が多いと思います。
習慣的に髪の毛を縛っていると同じ方向に髪の毛が引っ張られてしまい、その箇所の頭皮の血流が悪化して髪の毛に必要な酸素や栄養が届かなくなり髪の毛が正常に育ちません。
他にもサイズのきつい帽子をかぶり続けた場合や長期間エクステを付けている場合は、頭皮に負担がかかって抜け毛を引き起こすリスクを高めるため注意が必要です。
頭頂部はげの種類⑤円形脱毛症
脱毛症の中でも聞いたことがある方が多い種類といえば、髪の毛の一部が円形状にはげる「円形脱毛症」ではないでしょうか?
ストレスや疲労を過剰に感じることが原因で免疫機能のコントロールが効かなくなり、リンパ球が毛根を攻撃して円形脱毛症を引き起こすといわれています。
円形脱毛症にもさまざまな種類がありますが、ひどい場合は髪の毛全体が抜けることや眉毛などが一緒に抜けることもあるようです。
頭頂部はげの種類⑥分娩後脱毛症
出産を経験したおよそ80%の女性が経験する「分娩後脱毛症」は、妊娠や出産によるホルモンバランスの急激な変化によって起こるといわれています。
出産してから2〜3ヶ月の間に抜け毛が増加するケースが多いですが、一般的には時間経過とともに症状が落ち着いていくため特に治療を行うことはありません。
時間が経てば自然に生えてくるためあまり気にせず過ごすのが良いですが、3ヶ月以上経っても生えてこない場合はスーパースカルプ発毛センターまでお気軽にご相談ください。
頭頂部がはげる女性の特徴とは?薄毛の原因をチェック
ここまで女性に見られる頭頂部はげの種類についてご紹介してきましたが、薄毛を引き起こす原因にはいくつか代表的なものがあるため、抜け毛が気になっている方は自身に当てはまるものがないか振り返りましょう。
以下では、頭頂部がはげる女性にありがちな特徴や薄毛の原因についてご紹介していきます。
頭頂部がはげる原因①ホルモンバランスが乱れている
女性ホルモンは健康や美肌と密接に関係している存在ですが、髪の毛も同様に女性ホルモンの影響を大きく受けるものであり、ホルモンバランスが乱れると薄毛を引き起こしかねません。
女性ホルモンは加齢に伴って減少するとされ高齢に近づくほど薄毛のリスクが高まりますが、他にもストレス過多によってホルモンバランスが乱れるケースもあるため注意が必要です。
頭頂部がはげる原因②無理なダイエットをしている
ダイエットに励んでいる女性の中には、無理な食事制限を行なっている方も珍しくありませんが、栄養不足に陥ると髪の毛にも栄養が足りなくなって抜け毛を引き起こします。
また無理なダイエットによって我慢を強いられるとストレスに発展する恐れがあるため、いくら痩せるためとは言ってもやりすぎないように気をつけましょう。
頭頂部がはげる原因③不規則な生活習慣を送っている
無理なダイエットはしていなくても栄養バランスの偏った食事ばかりしている場合や、不規則な生活習慣を送っていて寝不足気味になっている場合は頭皮環境の悪化につながります。
「毎日夜ふかしをする」「脂っこいものばかり食べている」という方は、まずその生活習慣を見直すことが頭頂部の薄毛を改善する第一歩です。
頭頂部がはげる原因④間違ったヘアケアを行なっている
本来、髪の毛を清潔かつ健康に保つためのヘアケアですが、やり方が間違っているとかえって頭皮環境の悪化を招いてしまいます。
例えば「1日に何度もシャンプーをする」「洗浄力の強いシャンプーを使って髪の毛を洗う」といった場合、必要な皮脂まで落として頭皮の乾燥を引き起こしかねません。
頭頂部がはげる原因⑤ストレス過多になっている
これまでのお話にもでてきたようにストレスは、薄毛に限らず身体的・精神的な健康の大敵になるため蓄積しないように適度に解消してあげることが大切です。
ストレスや疲労を溜め込むとホルモンバランスや自律神経が乱れて、抜け毛が増えることはもちろん睡眠障害や暴飲暴食を招く原因にもなるため注意しましょう。
頭頂部のはげ予防に効果が期待できる対処法とは?
最後に頭頂部のはげが気になってきた方や将来的に薄毛になるのではないかと不安に感じている方に向けて、薄毛の予防効果が期待できる対処法についてご紹介していきます。
普段の生活習慣・食事・ヘアケアなど自分でできることから始めて、それでも症状が良くならない場合はスーパースカルプ発毛センターにご相談ください!
規則正しい生活を送りストレスを溜め込まない
頭頂部のはげが気になり始めた方の中で普段から不規則な生活習慣を送っているという方は、まず規則正しい生活を心がけることが大切です。
髪の毛は「タンパク質・ミネラル・ビタミン」の3大栄養素が欠かせないといわれているため、この3つを中心に栄養バランスのとれた食事を意識しましょう。
また睡眠に関しても「午後10時〜午前2時」の間に就寝するよう努めることで、寝ている間に成長ホルモンが分泌され髪の毛が正常に育ちます。
こうした栄養バランスのとれた食事や質の高い睡眠はもちろん、適度な運動習慣や趣味に打ち込むことでストレス解消にもつながるため、薄毛予防には生活習慣の改善が必要不可欠です。
正しいヘアケアを行い頭皮を健康に保つ
皮脂が過剰に分泌される方は1回の入浴で何度もシャンプーをしてしまうこともあるかもしれませんが、シャンプーのしすぎは頭皮の乾燥を招くためかえって良くありません。
また石油系界面活性剤などが配合された洗浄力の強いシャンプーを使用した場合も、必要以上に皮脂を洗い落としてしまい不足した油分を補うために皮脂が過剰分泌する恐れがあります。
頭皮環境が悪化している方はまず使用しているシャンプーを見直して、自身の頭皮や肌質に合ったものを使うようにしましょう。
他にも汚れを落とそうと爪を立ててゴシゴシと洗ってしまうと頭皮を傷つけてしまいかねないため、指の腹を使ってやさしく揉み込むように洗うことをおすすめします。
症状が良くならない場合は発毛サロンに相談する
生活習慣やヘアケアを見直しても抜け毛が減らない場合は、1度発毛サロンに相談して頭皮や髪の毛の状態をチェックしてもらうと良いです。
発毛サロンのスーパースカルプ発毛センターでは専属の発毛技能士が頭皮のチェックを行なって、1人ひとりに合った施術を提案しています。
人口太陽光とマッサージによって頭皮の毛細血管を拡げ毛根に栄養を行き届きやすくする施術や、高水圧マイクロレベルジェット噴流で毛穴の汚れを洗い落とし育毛剤が毛根の置くまで届くようにする施術など、さまざまなアプローチで頭頂部の薄毛の悩みを解決へと導くことが可能です。
他にも睡眠や食事などのアドバイスも行なっており、不規則な生活習慣で乱れたホルモンバランスを整えるのにも効果が期待できます。
頭頂部がはげる原因や薄毛を予防するための対処法まとめ
女性の頭頂部が薄くなってきた場合、以下のような脱毛症を引き起こしている可能性があります。
②脂漏性脱毛症
③粃糠性脱毛症
④牽引性脱毛症
⑤円形脱毛症
⑥分娩後脱毛症
それぞれ発症する原因はさまざまですが、不規則な生活習慣や間違ったヘアケアのほかストレス過多などが主な原因です。
食生活や睡眠習慣の改善やヘアケアの見直しは自身でも行える対処法ですが、実践してもなかなか抜け毛が減らないという方は発毛実績98.7%のスーパースカルプ発毛センターへぜひお越しください。