薄毛に悩んでいる方の中には、自分自身の男性ホルモンの多さが原因なのではないかと考えている方もいるのではないでしょうか?
男性ホルモンと薄毛が深い関係性にあることは間違いありませんが、男性ホルモンそのものが薄毛の原因になるわけではありません。
そこで今回は男性ホルモンと薄毛の関係性や男性ホルモンを減らす方法に加えて、男性ホルモンが減ることで起こる身体への影響などについて解説していきます。
目次
男性ホルモンが多いと薄毛になりやすい?
男性ホルモンが多いと薄毛になりやすいという話を聞いたことがある方もいると思いますが、実は男性ホルモンにはいくつかの種類があるのをご存知でしょうか?
男性ホルモンの種類によっては男性の健康の維持に欠かせないものもあれば、上記の通り薄毛の原因につながるものもあります。
まずは、男性ホルモンと薄毛の関係性について確認していきましょう。
男性ホルモンそのものは男性の健康に欠かせない存在
男性ホルモンの1つである「テストステロン」は、筋肉質な体型やがっしりとした骨格などを形成するために欠かせない存在です。
また筋肉や骨格の形成だけでなく性行為に必要な欲求や生理現象を引き起こすスイッチの役割を持っており、さらにポジティブ思考やモチベーションの維持などの役割もあります。
薄毛の原因になるのはジヒドロテストステロン(DHT)
一方で同じ男性ホルモンの1つ「ジヒドロテストステロン(DHT)」は、増加してしまうと薄毛や前立腺肥大症などの原因になるといわれているため注意が必要です。
このジヒドロテストステロンは、上記のテストステロンと5αリダクターゼが結合することで生成されるのですが、薄毛を防ぐためにはこの男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)を減らす必要があります。
男性ホルモンを減らす方法は?食事や運動を見直そう
薄毛を防ぐには、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンを減らす必要があるというお話をしましたが、実際に減らすための方法はなにがあるのでしょうか?
今回ご紹介するのは、以下の3つの方法です。
②適度な運動習慣を身につける
③飲酒・喫煙をできるだけ控える
食事や運動など生活習慣を見直して、薄毛の原因となる男性ホルモンを減らしていきましょう。
男性ホルモンを減らす方法①亜鉛やビタミンBなどを摂る
亜鉛やビタミンBを含む食べ物は、薄毛の原因となる男性ホルモンのジヒドロテストステロンを減らす役割を持っています。
亜鉛が含まれる食べ物としては、魚介類・肉類に加えて海藻・野菜・豆類・種実類などが挙げられ、中でも牡蠣や鰻は豊富な亜鉛が含まれる食べ物です。
ビタミンBを含む食べ物には赤身魚や鳥のササミなど脂肪分の少ない肉類が挙げられ、他にも豆腐や納豆といった大豆食品もジヒドロテストステロンを減らす働きがあるといわれています。
男性ホルモンを減らす方法②適度な運動習慣を身につける
筋トレや運動によって汗を流すと体内からジヒドロテストステロンを排出できるため、運動不足気味な方は適度な運動習慣を身につけることから始めましょう。
しかし筋トレや運動も過度に行なってしまうと、かえって男性ホルモンが多く分泌されることになるためやりすぎには気を付けなければなりません。
また水をよく飲むことで利尿効果によってジヒドロテストステロンが体外へと排出されるため、こまめに水分補給を行うこともおすすめです。
男性ホルモンを減らす方法③飲酒・喫煙をできるだけ控える
普段から飲酒・喫煙をしていると血行不良を起こしやすいだけでなく、男性ホルモンのジヒドロテストステロンの生成を促してしまいます。
人よりもお酒を飲む量が多い・タバコを吸う頻度が多いと感じている方は、薄毛を防ぐためにもできるだけ控えたほうがよいでしょう。
男性ホルモンを減らすと身体にさまざまな影響を及ぼすことがある
ジヒドロテストステロンを減らすことで薄毛予防につながりますが、もう1つの男性の健康の維持に欠かせない男性ホルモン「テストステロン」が減ってしまうと、身体にさまざまな悪影響を及ぼす恐れがあります。
ここからは、テストステロンが減るとどのような影響があるのかという点について確認していきましょう。
男性ホルモン減少による影響①体型が変わる
テストステロンは、筋肉質な体型やがっしりとした骨格を形成する役割を持っており、減ってしまうと内臓脂肪が増加し肥満体型になりかねません。
過度な体重増加や肥満の状態を放っておくと、やがて生活習慣病などにつながる恐れもあるため、生活習慣を見直しホルモンバランスを整えることは非常に大切です。
男性ホルモン減少による影響②性欲が落ちる
テストステロンが持つ役割には性機能の維持や精子の生成なども挙げられ、この男性ホルモンが減ってしまうと性欲減退やEDなどの問題を引き起こします。
こうした性に関する悩みは男性にとって深刻化しやすく、パートナーとの関係性にも影響を与える可能性があるため注意が必要です。
男性ホルモン減少による影響③体力・筋力の低下
テストステロンが持つ男性らしい体型・骨格を維持する働きは、単純に見た目だけの問題ではなく怪我や骨折をしにくい身体を維持することにもつながります。
つまりテストステロンが減ると筋力や体力が低下してしまい、さらにはメンタル面にも影響を及ぼすため仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼすかもしれません。
男性ホルモン減少による影響④メンタルの不安定化
男性ホルモンのテストステロンが減った場合、筋力・体力の低下だけでなく行動力やモチベーションにも影響を及ぼし何に対してもやる気がでなくなってしまいます。
さらに集中が長く続かなくなることや休みたいときにリラックスできなくなることもあり、ストレス過多に陥ると精神疾患に発展する恐れもあるでしょう。
男性ホルモン減少による影響⑤髪の毛や肌の状態の悪化
男性ホルモンのジヒドロテストステロンが増えると薄毛につながる一方で、テストステロンが減ることによっても抜け毛が多くなることや髪の毛の健康状態が悪くなることがあります。
また髪の毛以外にも肌や爪の状態の悪化にもなるため、テストステロンに関しては減らさないように気を付けなければなりません。
薄毛・抜け毛に悩んだら発毛サロンに相談しよう
男性ホルモンを減らすためには食事や運動といった生活習慣の見直しが大切ですが、自分自身でホルモンバランスを整えるのは難しいと感じる方が多いと思います。
薄毛や抜け毛を防ぐことを目的に男性ホルモンを減らしたいと考えているなら、薄毛や抜け毛のプロである発毛サロンに相談するとよいです。
発毛サロンのスーパースカルプ発毛センターでは、食事・運動・睡眠などに関するアドバイスを行なって生活習慣を整えてホルモンバランスを正常に戻していきます。
もちろん頭皮の状態をチェックして1人ひとりに合ったケア方法を実施し、抜け毛を減らして発毛を目指すことが可能です。
「最近、抜け毛が増えてきたような気がする」という方はもちろん、「男性ホルモンが濃く薄毛にならないか心配」という方も、お気軽にお近くのスーパースカルプ発毛センターにご相談ください。
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男性ホルモンを減らす方法・男性ホルモンと薄毛の関係性まとめ
いくつかある男性ホルモンのうち薄毛などの原因になるといわれているのは「ジヒドロテストステロン(DHT)」と呼ばれる種類で、このジヒドロテストステロンはテストステロンと5αリダクターゼが結合することで生成されます。
テストステロンも男性ホルモンの1種ですが、こちらは男性らしい体型の形成や性機能の維持、行動力・モチベーションの維持など男性の健康に欠かせない存在です。
抜け毛や薄毛を防ぐために男性ホルモンを減らしたいと考えている方は、テストステロンではなくジヒドロテストステロンを減らすことを意識しましょう。
ジヒドロテストステロンを減らす方法としては、以下のようなものが挙げられます。
・適度な運動習慣を身につける
・飲酒・喫煙をできるだけ控える
上記の方法を実践しても良くなった実感がない方は、スーパースカルプ発毛センターへご相談ください。
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