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「シャンプー難民」
シャンプーを次から次に変えて使ってみるも「いまいち肌に合わない」「かゆみがでる」などの理由で長く使うことが出来ず、常にシャンプー選びに迷っている人のことを表した造語です。
今回は発毛技能士の観点から、抜け毛薄毛でお悩みの方にお勧めのシャンプー選びのポイントと使い方をご紹介します。
洗浄成分で選ぶ
皮脂を落とす洗浄力の優しいアミノ酸系の洗浄成分で作られているシャンプーを選びましょう。
アミノ酸系の洗浄成分は「ココイル～」や「コミカド～」と成分表に書かれています。
代表的なものでコミカドプロピルベタインがありますが、天然成分で頭皮に優しく髪に対しても柔軟効果があります。
一方で、安価なシャンプーに良く使われているラウリル硫酸ナトリウムを洗浄成分として書かれているシャンプーは頭皮への刺激が強く、薄毛を気にされる方は避けるべきです。
石油が原料のため、とてもよく皮脂を落とすのですが、必要な皮脂まで落としすぎてしまい、頭皮トラブルや抜け毛の原因となることがあります。
防腐剤成分で選ぶ
次にシャンプーボトルの成分表の一番下のほうに書いてある「防腐剤」の成分に注目してください。
抜け毛や薄毛を予防、改善したい方は、防腐剤についても化学合成物質ではなく、天然由来のものを選んで使用しましょう。
フェノキシエタノール
フェノキシエタノールとエタノールは全く別物です。
エタノールは肌に刺激がつよいアルコールなのに対して、フェノキシエタノールは緑茶などに含まれる天然成分で殺菌作用もありながらも肌への刺激の少ない成分です。
その安全性からもスーパースカルプのシャンプーにはもちろん、高級オーガニック化粧品などにも使用されている良質な防腐剤です。
そのシャンプー、「フェノキシエタノール」が配合されていますか？さあ、成分表をチェックですね！
使用を避けたい防腐剤
シャンプーは洗剤を頭皮に直接つけるものです。食器洗いとは違います。
やはり、殺菌力の強い化学合成成分は避けましょう。
例を挙げれば、「メチルパラベン」「メチルクロロイソチアゾリノン」などが該当します。
非常に殺菌力が強く皮膚トラブルの原因になったり、毛穴から入り込む経皮毒（ケイヒドク）として癌の原因になると言われています。
