新型コロナウイルス感染拡大の裏側でもう一つの問題が起こっています。それは輸血用の血液の不足です。
外出自粛を受けて献血に出かける人数が全国で減少しているためです。
しかし、AGA治療中は絶対に献血をしてはいけないという事を知っていますか?
今回の記事はAGA治療中に献血をするとどんな弊害があるか?について触れていきたいと思います。
目次
急増!内服薬によるAGA治療
今、人知れずこっそりとインターネットでAGA治療薬を購入して飲んでいる男性が急増しています。
その理由はYouTube動画などでユーチューバーがこぞって「内服薬しか生える方法はない!」と訴えているからかもしれませんね。
また病院での薄毛治療も広告などが多く、気軽に受診し内服薬を処方されるケースも多くなっています。
治療薬ってどんな薬?
医学的に発毛効果が求められている薬の成分は2種類しかありません。それは「フィナステリド」と「ミノキシジルです」。
それぞれの成分には以下のような作用があり発毛を促すといわれています。
ミノキシジル:血管拡張
考えられる副作用は?
フィナステリドの副作用として発表されているのは性欲減退、男性機能減退になりますがこれは被験者の1%未満と言われています。他に重大な副作用として『薬の大辞典』に記載されているのは「肝機能障害」ですが、これはほとんどの薬にも含まれるリスクになります。
服用を考える際はこういった副作用についても理解しておく必要があります。
ミノキシジル:動機、むくみ、狭心症
AGA治療中は献血NGの理由
AGA治療中に献血NGの理由は、AGA治療中の男性の血液が女性に輸血された場合、生まれてくる男児の生殖機能に異常が現れるリスクがあるからです。
と言っても、すべての薬が該当するわけではなく、禁止とされているのはプロペシアという薬に代表される「フィナステリド」という成分を服用している場合になります。
仮にプロペシア服用者の血液が女性や子どもに使用されると、妊婦も重篤な症状を引き起こす恐れがあります。そもそもプロペシアは、女性への投与や接触さえ禁忌とされている治療薬です。
そのため、万が一妊娠中に服用すると、男性胎児に悪影響を与える可能性があります。
情報の拡散をお願いします
改めて今回、この記事を書いたのはこの事実を知らない男性が多すぎるからです。
無知ゆえに、未来の子供に危害を加える加害者になりかねないからです。
インターネットで薬を取り寄せる場合でも、病院で処方された薬であっても、今自分が服用している薬がどんな薬なのか?をしっかりと理解することが自分と他人を守ることになります。