「サーカディアンリズム」という言葉を聞いたことはありますか?聞きなれない言葉かと思いますが、簡単に言えば「体内時計」のことを言います。
育毛し薄毛を予防するために睡眠が大切なのは言うまででもありませんが、実はこの体内時計を正常に保つことが良い睡眠を得る上でとても重要なのです。
この記事では、どうすればサーカディアンリズムを正常に保てるか?についてと、スーパースカルプ発毛センターの光線療法についてご紹介します。
【目次】
サーカディアンリズムとは?
「サーカディアンリズム」とは簡単に言えば「体内時計」のことを言いますが、それは日中活動し、夜は眠くなるという当たり前のリズムそのものなのです。
地球上の生命体すべてがこの体内時計を保った状態で生命維持に必要な体の機能を調整しています。
普段は体内時計など意識することはないですが、海外旅行などの際の「時差ボケ」と言われる現象は、体内時計が乱れて混乱した状態ということになります。
体内時計が睡眠の質を左右する
髪は寝ているときに一番よく伸びます。そのため育毛のためには質の良い睡眠は切り離せない重要性があります。
質の良い睡眠を得るためには体内時計が正常に保たれていなければなりません。
体内時計が正常な場合は、夜になるとメラトニンと呼ばれる眠気ホルモンが分泌され、日中はセロトニンと呼ばれるホルモンが変わって多く分泌され働きます。
このバランスが乱れると自律神経失調症や不眠症などを引き起こす原因になります。
体内時計を整える方法
眠気ホルモンのメラトニンはセロトニンを原料としている為、日中のセロトニンの分泌を良くすることが、地球上の生物の体内時計を保つ共通の方法と言えます。
では日中にセロトニンをしっかり分泌させるにはどうすればよいか?それは「太陽光を浴びる」という古来から変わらない方法なのです。
4000〜10000ルクスの光
生命の進化において、地球古来より利用したものが、太陽の可視光線です。
人工の光と決定的に異なるのが、その光の強さです。晴れた日の太陽の可視光線は、およそ10000ルクスで、曇りの日でも、およそ4000ルクスあります。
すなわち、身体が昼の時間を認識し充分にセロトニンを分泌させるには、4000〜10000ルクスの光の強さが必要になります。
人工照明の場合は、明るいと感じるものでも、およそ1000ルクス程度となります。
ゆえに、インドアや事務職などで屋内照明の下にいる時間が多い人の身体は、体内時計が狂いやすく、身体の様々な機能に支障をきたすようになります。
人間の身体は、4000〜10000ルクスの光が、目から脳の中心にある視床下部に届くことで自律神経が昼を感じ、また、これ以下の光になると、夜を感じて身体の様々機能を調整しています。
そのため、朝起きたらすぐにカーテンを開け、朝日を浴びることがとても重要なのです。
施術の紹介(SSライト)
スーパースカルプ発毛センターでの発毛施術で用いられる光線治療器が発する可視光線は、太陽光の晴れた日と同じ10000ルクスの光を発生させます。
基本的には、その光を頭皮あてることで血行改善や細胞の活性化、リンパの流れが改善され育毛を促します。
そして睡眠障害やストレスが多く自律神経のバランスが乱れているお客様には、目をつむっていただいた状態でお顔(視床下部)に光線を当てて自律神経のケアをすることもあります。
このスーパースカルプ発毛センターでの体内時計を整えるやさしい光が、薄毛で悩まれるお客様の心をも明るく照らすことを願っています。