日本列島はまさに灼熱列島・・・
各地で過去最高気温の記録更新!熱中症のリスクが高まっています。
そんな中で普段の何気ない熱中症対策の中にも薄毛リスクは潜んでいるのです。
【目次】
スポーツドリンクより水が髪のため
テレビCMなどを介したイメージでは熱中症対策にはスポーツドリンクが有効に思えますが、失った水分を補う目的でスポーツドリンクをカブ飲みしていはいけません。
それは体の健康の為だけではなく、髪の健康の為でもあります。
本来、熱中症予防として補わなければいけないのは、汗となって水分と一緒に体外に出てしまうナトリウム(塩分)です。
しかし、スポーツドリンク1本(500ml)には、20~30グラム(スティックシュガー10本分)もの糖分が含まれています。
熱中症を予防するには2~3リットルを飲む必要がある場合もありますが、それをすべてスポーツドリンクで補った場合には急激に血糖値が上がり、糖尿病の原因になることも考えられます。
そして糖質の過剰摂取は糖尿病を引き起こすだけでなく薄毛・抜け毛の原因にもなるのです。
熱中症予防の水分補給はスポーツドリンクではなく水をメインにすることをお勧めします。
糖質と薄毛の関係
人間の体の成分構成は、たんぱく質が約46%、脂質が43%、なのに対して糖質はたったの1%しかありません。
これに対して甘いスイーツや白く精製したご飯やパン、パスタなどの主食を取り過ぎると糖質の過剰摂取になります。
そして、余分に摂取し過ぎた糖質は分解されずに体内のたんぱく質と結合してAGEs(糖化最終生成物)という物質に変わります。
このAGEsがあらゆる細胞を酸化させ老化させる原因物質になるのです。
頭皮にいたっても、AGEsが毛乳頭にダメージを与えて毛母細胞の働きが弱くなることで抜け毛薄毛のリスクが高くなってしまいます。
また、AGEsがコラーゲンの生成を阻害するため頭皮の弾力が失われ、薄く硬い頭皮なります。
頭皮以外のお肌はシワが増えるため、このような症状がある方は糖質を取り過ぎていないか?確認をしてみると良いでしょう。