全国のサロンで日々繰り広げられる発毛育毛の真実をお伝えするスーパースカルプ発毛協会公式ブログです。
女性の薄毛の悩みは少しずつに世の中に認知されるようになってきました。
特に分け目の頭皮が広がって見えてしまう薄毛の症状でお悩みの女性が多いです。
今回は「分け目の薄毛が改善した」と喜んで頂けた女性の発毛症例をご紹介しながら、その原因と対策についてご紹介します。
【目次】
発毛症例写真&ご感想
※効果には個人差があります。
お客様の分け目薄毛の原因
ご感想にある通り、分け目の薄毛の改善を実感して下さったお客様ですが、分け目が薄毛になったのにはどんな原因があったのでしょうか。
牽引(けんいん)性脱毛症
それは、「引っ張り」による毛根への負荷が原因のひとつでした。
OLとして毎日デスクワークをされていたお客様は、常に同じ分け目の状態で髪をきつめに結んでいましたが、実は長時間のこの引っ張りが毛根にとってマイナスになります。
お客様でいえば写真のとおりやや左側で分け目を作り、左右に引っ張るような形で結わえていたため毛根の負荷になっていました。
いつも髪をポニーテールのように後ろできつく結んでいるような女性は注意してください。
結わえている髪をほどいても髪が戻らずぺちゃんこになっている場合は、毛根に相当な負荷がかかっていると言えます。
びまん性脱毛症
女性の薄毛の症状に一番多いのがびまん性脱毛症ですが、お客様もまた、びまん性脱毛症の症状でした。
「びまん」とは、「一面に広がり満ちること」と辞書に書かれています。
まさに耳の上、後頭部、頭頂部、前頭部と全体的に髪が細くなり、重度になると激しく脱毛する場合があるのが「びまん性脱毛症」の特徴です。
ですから、分け目は頭皮の透けが広がって見えてしまうのは当然です。
正確には分け目が薄くなるというよりも、どこを分けても薄毛に見えるのがびまん性脱毛症です。
お客様の場合はびまん性脱毛症に加えて、牽引性脱毛症も合わさっていたと推察できます。
その他の原因と対策
お客様の場合、びまん性脱毛症と「引っ張り」が分け目の薄毛の原因であることを説明しましたが、そのほかにはどんな原因があるのでしょうか・・・
紫外線による日焼け
意外な盲点が「日焼け」による頭皮ダメージです。
お肌の美容にとって日焼けが大敵なのはご存知かと思いますが、頭皮に関しては無頓着な女性が多いようです。
頭皮や毛根は酸化によってダメージを受けますが、日焼けは相当な酸化ダメージとなります。
季節に関わらず、10分以上日差しの下で頭皮を焼くことが内容注意しましょう。
女性ホルモンの減少
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、周期によって相互に増加減少を繰り返してバランスを保っています。
お肌や髪の健康を保つのに大きな役割を果たす女性ホルモンですが、加齢やストレス、婦人科系疾患などをきっかけに減少したり、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが乱れる事があります。
そうなると男性ホルモンの分泌量が増えてしまい、男性に良くみられるAGA(男性型脱毛症)と同じように、頭頂部の分け目やM字が薄毛になりやすくなります。
過労や過度なストレス、睡眠不足や喫煙によっても男性ホルモンの分泌量は増加すると言われています。
美容と育毛は一体という意識で毎日ケアを行いましょう。
今回は女性の分け目の薄毛の原因と対策についてご紹介しました。
少しでもご参考にしていただければ幸いです。