みなさんのなかには、最近抜け毛や薄毛が気になるようになったという方や、市販の育毛剤などでは期待した効果が出なかったといった悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?

そういったAGAの症状を解決する治療薬として処方されるのが「デュタステリド」と呼ばれるものです。

この記事ではデュタステリドを服用することで期待できる効果や、副作用などのリスクに加えて、服用時の注意点などについて解説していきます。

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デュタステリドとはどんな成分?

悩んでいる男性

英国にあるグラクソ・スミスクライン社という製薬会社が開発したAGA治療薬に「ザガーロ」と呼ばれるものがあり、このザガーロに含まれる有効成分が「デュタステリド」です。

もともとは前立腺肥大症の治療薬として開発されたデュタステリドですが、AGAに効果が期待できることが判明したためAGA治療薬としても用いられるようになりました。

フィナステリドとの違いとは?

AGAの原因の1つとして、男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結合することで生成される「DHT(ジヒドロテストステロン)」の存在が挙げられます。

5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型の2種類があり、AGAに影響を及ぼしているのはⅡ型と言われていますが、フィナステリドはこのⅡ型5αリダクターゼを阻害する働きのある成分です。

一方デュタステリドはⅡ型5αリダクターゼだけではなく、Ⅰ型5αリダクターゼも阻害する作用があることが分かっています。

特にⅡ型5αリダクターゼへの薬理作用はフィナステリドの約3倍というデータもあり、デュタステリドはフィナステリドよりも高い増毛効果が期待されている成分です。

ミノキシジルとの違いとは?

薄毛対策を行なっている方であれば「ミノキシジル」という成分名を耳にしたことがあると思いますが、このミノキシジルとデュタステリドにはどういった違いがあるのでしょうか?

デュタステリドには、AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を促進する5αリダクターゼの働きを抑える役割があります。

一方でミノキシジルは、髪の毛を作るもとになる毛母細胞に作用して発毛を促進する役割があり、異なる効果を持つこの2つの成分に関しては併用が可能です。

ザガーロの成分デュタステリドの効果と副作用を知ろう

メモをしている人

ザガーロというAGA治療薬に用いられる成分「デュタステリド」ですが、具体的にどのような効果があるのでしょうか?

ここからはデュタステリドの期待できる効果に加えて、使用するうえで副作用などのリスクはあるのかといった点について解説していきます。

デュタステリドは5αリダクターゼを阻害する

デュタステリドは上記でもお話ししたようにⅠ型・Ⅱ型両方の5αリダクターゼを阻害して、AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する点が主な効果です。

しかし、デュタステリドを用いた臨床試験の結果によると、被験者の毛量が増えたことも確認されており、薄毛予防だけでなく発毛促進効果も期待できます。

また、デュタステリドはAGA治療に使用される成分ということもあり、AGAの主な症状である生え際の後退や頭頂部の薄毛などにも効果が期待できるでしょう。

デュタステリドの服用で起こりうる副作用

デュタステリドはAGA治療の高い効果を発揮する成分とされる一方で、服用することでいくつかの副作用が起こる可能性があるようです。

いずれの副作用も発生頻度に関しては低いですが、重大な副作用であれば肝機能障害や黄疸(おうだん)などが挙げられます。

このほかにも性機能不全をはじめ発疹・頭痛・抑うつ気分・蕁麻疹・腹痛・下痢・倦怠感・乳房障害・脱毛症なども起こりうる副作用の1つです。

性機能不全に関しては勃起不全・性欲減退・射精障害など男性機能に影響を及ぼすため、妊活中のご夫婦であれば妊娠後に服用を開始するか一時的に休止することをおすすめします。

デュタステリドを服用する際の注意点について

指を指している医師

デュタステリドを服用する場合は効果や副作用について把握することが大切ですが、服用時に注意しなければならない点がいくつかあるため、しっかりと頭に入れておきましょう。

ここからは、デュタステリド服用時の注意点についてご紹介していきます。

デュタステリド服用時の注意点①用法用量をしっかりと守る

デュタステリドに限った話ではありませんが、服用する際は必ず用法用量を守って服用しなければならず、何らかの理由で服用できなかった場合も2回分まとめて服用しないようにしてください。

またデュタステリドの服用を開始してから実際に効果を実感し始めるまでは、大体3〜6ヵ月程度かかるといわれているため、その間は継続して服用し続ける必要があります。

デュタステリド服用時の注意点②肝臓に持病がある場合は医師に要相談

デュタステリドの服用を検討されている方の中で、肝臓に持病を持っている方は前もって医師にその旨を伝えるようにしてください。

肝臓に持病を持っているとデュタステリドの副作用が強く現れてしまうケースがあり、副作用のなかでも重大とされる肝機能障害を引き起こしかねません。

もし服用して発熱や吐き気のほか黄疸といった症状がみられた場合は、すぐに服用をやめて医師に診てもらいましょう。

デュタステリド服用時の注意点③女性や子どもは服用しない

妊娠中・授乳期の女性がデュタステリドを服用すると、自身だけではなく子どもの健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、女性・子どもは服用してはいけません。

さらにデュタステリドは経皮からも吸収されるため、服用だけではなく素手で直接触れないように注意する必要があります。

デュタステリド服用時の注意点④PSA検査を受ける場合は事前申告する

デュタステリドを服用していると「PSA(血清前立腺特異抗原)検査」の数値に影響を及ぼすケースがあるため、PSA検査を受ける予定がある際は事前に申告しましょう。

検査結果に影響があると前立腺がんを見逃してしまう危険性があり、そうなると命にも影響を及ぼすため必ず申告するようにしてください。

デュタステリド服用時の注意点⑤服用からしばらくは献血を受けない

デュタステリド服用後、血液中の濃度が半減するまでに3〜5週間程度かかるという特徴があるため、服用中はもちろん服用後しばらくは献血をしてはいけません。

普段から献血に行くことがある方は、しっかりと期間を空けてデュタステリドの血中濃度が下がってから献血をするようにしましょう。

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AGAにお悩みの方であればデュタステリドを服用して症状を改善させたいと考えている方もいると思いますが、中には副作用を心配する方も少なくありません。

AGA治療薬の副作用が心配な方や服用したものの期待した効果が得られなかった方は、スーパースカルプ発毛センターへご相談ください。

スーパースカルプ発毛センターでは、専属の発毛技師が1人ひとりの髪質や体質に合わせた施術を提供しており、発毛実績98.7%と高い評判を誇ります。

当社製品や独自療法を用いたケアはもちろん、日々の生活習慣で乱れたホルモンバランスを整えるために睡眠・食生活などのアドバイスも行なっているため、薄毛や抜け毛にお悩みの方はぜひ1度お近くのサロンまでお越しください。

ザガーロの成分デュタステリドの効果と副作用まとめ

AGA治療薬ザガーロに用いられているデュタステリドには、AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を促進する5αリダクターゼの働きを抑える効果が期待されます。

また薄毛予防だけでなく発毛効果なども期待することができますが、一方で性機能不全をはじめとした副作用のリスクもあるため服用時は注意が必要です。

デュタステリドを服用する場合は、以下の注意点を守って服用してください。

・用法用量をしっかりと守る
・肝臓に持病がある場合は医師に要相談
・女性や子どもは服用しない
・PSA検査を受ける場合は事前申告する
・服用からしばらくは献血を受けない

デュタステリドの副作用が不安な方や、過去にAGA治療薬を試しても期待する効果がなかった方は、ぜひスーパースカルプ発毛センターにご相談ください。

AGA治療薬や育毛剤を使ってもなかなか抜け毛が減らない、毛量が増えないとお悩みの方でも高い発毛効果を期待いただけます。


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