フケやかさぶたの正体は何なのでしょうか?
原因の1つに、脂漏性皮膚炎が考えられます。
脂漏性湿疹とも呼び、あぶらの分泌が盛んな顔や頭皮などに湿疹が出る病気です。
この脂漏性皮膚炎にはマラセチア菌というカビの一種が関係していると考えられます。
カビと聞くと不潔なイメージを抱いてしまうかもしれませんが、誰の皮膚にも普通に住みついてる皮膚常在菌で、正常な皮膚では大人しくしています。
この、マラセチア菌はあぶらが大好きです。皮脂が過剰分泌されると、この菌が増えて皮脂を分解する際に頭皮を刺激し炎症が起こります。
これを脂漏性皮膚炎をいい、フケやかゆみが出ます。
痒いからといってがりがりかいているとかさぶたになります。
頭皮の脂漏性皮膚炎の原因
●間違ったシャンプーの仕方をしている
頻繁にシャンプーをしないのは論外ですが、毎日シャンプーをしていても間違った洗い方をしていると逆に頭皮トラブルの原因になります。
●不規則な生活習慣やストレス
暴飲暴食や寝不足、ストレスは皮脂の分泌を増加させる原因となり、マラセチア菌のエサを増やしてしまう結果になります。
●ビタミンB2・B6の欠乏
脂質の代謝を促進し皮膚や爪、髪などの再生に関係するビタミンB2と、脂質のほか、タンパク質の代謝にも関係するビタミンB6が不足すると、皮膚の代謝が行われず頭皮かさぶたの原因になります。
バランスの良い食事をすれば不足することない栄養素ですので、食生活を見直せば改善できます。
頭皮が乾燥してしまう原因
頭皮の乾燥って辛いですよ。
乾燥が原因になってニオイが出たり、かゆくなったり、フケが出たりしていませんか?
頭皮が乾燥してしまう原因ってなんなのでしょうか?
もちろん、フケも出なくてただ頭皮が乾燥しているという症状の方もいたり、人それぞれです。
ただ、なんでもそうだと思いますが、原因が分かれば対策、予防、頭皮ケアも取り組めますよね!
頭皮の乾燥、フケなどについて見ていきましょう。
頭皮が乾燥してしまう原因としては、空気の乾燥もありますが、粉のようなフケが出ている場合であれば、皮脂が不足していることが多いです。
まず、1年を通して肌、頭皮が乾燥しやすい時期は冬です。
冬の時期は、夏には気にならなかった肌が乾燥してかゆくなったり、肘や膝、顔(頬、おでこ、鼻)などが白く粉を吹いたような感じになる人が増えます。
頭皮も一緒で空気の乾燥によって、さらにケアが大切になってきます。
冬は特に頭皮ケアが大切です。
頭皮が乾燥しすぎると、ひび割れのようなものが出てきます。
ここは空気などの刺激を受けやすくなるため、ニオイの原因となりやすい皮脂の分泌が増えます。
また、乾燥するとかゆみも出てきます。
シャンプーのやりすぎ、洗いすぎも考えられます。
シャンプーは、脂分が多い方であれば毎日しないと髪の毛がべったりとしますが、そうでない場合は2日に1回するなどしてみましょう。
また、刺激の少ないシャンプーに切り替えるといいですね。
皮脂を落とす力が強すぎるシャンプーを使うのものよくありません。
アミノ酸シャンプー、石鹸シャンプーがおすすめです。
また、シャンプー・リンスの洗い残しも気をつけましょう。
しっかりと洗い流してください。
頭皮のオイルマッサージなどしてみるのもいいですね。