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最近テレビコマーシャルでよく見かける「ミノキシジル」
リアップの大正製薬が持っていた特許が切れたことをきっかけに各社こぞってミノキシジルの発毛剤を発売する流れになっています。
前回「ミノキシジル外用薬を使う前に知っておきたい事その1」として記事を書きました。⇒こちら
今回はその2として使用時の注意点など書いていきたいと思います。
考えられる副作用や危険性は?
ミノキシジルはもとは血圧を下げる降圧剤でしたが、副作用で体毛が伸びる作用があることから発毛薬として使用されるようになりました。
しかしこのミノキシジル、日本では服用する薬としては認可されていないという事をご存知ですか?
動悸・頭痛
経口薬としてミノキシジルが日本で認可されていない理由は心臓へ血流量が増すことによって狭心症を引き起こすケースがあるためです。
もちろん、外用薬の場合はそのリスクは大きく下がりますが、もともと低血圧の方などは日本国内最大配合5%の発毛剤を頭皮につけるだけでも動悸や頭痛を起こす場合もあるので注意が必要です。
頭皮のかぶれ・火傷
ミノキシジルは個人輸入するタイプの外国製のもので最大濃度16%までのものもあります。
単純に「濃度が高いほうが発毛する」と思いネットで購入するケースもありますが、これもまた慎重にしなければなりません。
濃度が濃ければ濃いほど、先ほど挙げたような動機も起きやすく、頭皮への負担も大きくなります。
具体的に挙げるならば、頭皮の「かぶれ」や「ただれ」そしてひどい場合は火傷を負ったようにジュクジュクになり膿が出て髪の毛がくっついて固まるまでひどい状態になることもあります。
その点からも国内最大濃度の5%または濃くても6%ほどのミノキシジル外用薬を選ぶ方が多いようです。
まとめ
「ミノキシジル外用薬を使う前に知っておきたい事」という事で2回に記事を分けてご紹介しましたがいかがでしたか?
条件が揃わないと効果が出にくい
・頭皮環境や生活習慣などが悪ければミノキシジルをつけても発毛はしないか、産毛程度で薄毛改善にはならない事。
使い始めが肝心。二度目は無い。
・最初の使用時に不発で終わった場合、その後はもっと効果を出すのが困難になるのがミノキシジル。
心臓への負担
・もともと低血圧の方は日本国内最大配合5%の発毛剤を頭皮につけるだけでも動悸や頭痛を起こす場合もあるので注意が必要。
頭皮トラブルの危険性
・濃度が濃ければ濃いほど頭皮の「かぶれ」「ただれ」「火傷」のリスクは増える。
以上の内容をご紹介しました。
こういった点を踏まえて冷静に各社の広告をみると「ミノキなら生える」などのキャッチフレーズはとても軽率に思えてなりません。