薄毛に悩む男性の中には、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として知られるミノキシジルを試してみようかなと考えている方もいるのではないでしょうか?
しかしミノキシジルを服用するとむくみや頭痛などの副作用の他にも、アルコールとの飲み合わせはしないほうがいい、妊活にも影響があるといった噂を耳にします。
そこで今回は、ミノキシジルにまつわるさまざまな噂についてお話していきたいと思います。
目次
ミノキシジルの噂①副作用でむくみが起こるって本当?
ミノキシジルは、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として高い発毛効果が期待できるといわれていますが、反対にさまざまな副作用が起こるリスクがある治療薬です。
その副作用の中でもよく耳にするのが「むくみ」ですが、実際にミノキシジルを服用するとむくみが起こるのでしょうか?
ミノキシジルを服用するとむくみが起こる原因
結論から言うとミノキシジルを服用するとむくみが起こる場合があるのですが、これはミノキシジルがもともと降圧剤として開発されたことが理由です。
ミノキシジルには、動脈を拡張させる作用があるため服用すると血流が増加するのですが、血液を戻す静脈に対しては拡張作用が働かず末端に血液が滞るためむくみにつながります。
他にもミノキシジルを摂取すると肝臓で分解されたあと、腎臓でろ過されて尿として身体の外へと排出されるますが、この際に肝臓・腎臓に負担がかかって機能低下を起こしむくみが起こるという説もあります。
ミノキシジルでむくみが起こったときの対処法
ミノキシジルでむくみが起こった場合は、利尿剤などを服用して対処するケースもありますが、薬の副作用としてむくみが生じているため別の薬を併せて服用してしまうと、身体への負担が大きくなる可能性も十分考えられます。
多少のむくみであれば、むくみが生じている箇所のマッサージやストレッチ、入浴などによって血行と代謝を促進することでケアできる場合があります。
ミノキシジルの噂②妊活に影響があるって本当?
ミノキシジルには、むくみをはじめ頭痛やめまいなどさまざまな副作用が報告されていますが、これから子供を授かりたいと考えている方々にとって不安なのが妊活への影響です。
ミノキシジルの服用によって子供が生まれにくい、赤ちゃんへの悪影響があるということであれば、摂取するのは控えたいと考えるのではないでしょうか。
そこでここからは、ミノキシジルと妊活に関わる噂についてお話していきます。
妊活中の男性には影響はない
一部の治療薬の中には、性欲減退や勃起障害といった症状を引き起こすケースがありますが、ミノキシジルに関してはそのような報告はありません。
そのため妊活中の男性がミノキシジルを服用しても、上記のような影響で性行為がうまくいかず妊活に影響を及ぼすといったことはないでしょう。
他にも男性不妊の原因の多くを占める造精機能障害や、生まれてくる赤ちゃんへの影響もないといわれているため、男性に関しては特に心配する必要はないようです。
妊活中の女性の場合は注意が必要
ミノキシジルはAGAの(男性型脱毛症)だけでなく、女性のFAGA(女性男性型脱毛症)の治療薬として使用されるケースも珍しくありません。
市販のミノキシジル外用薬には、妊活中の女性や胎児に影響を及ぼす副作用などは記載されていませんが、妊活中・妊娠中の使用に対してはその安全性が明確になっていないと報告されています。
さらに授乳中の女性がミノキシジルを使用すると母乳中にミノキシジルの成分が移ってしまうため、赤ちゃんの健康面を考慮して授乳中・妊活中・妊娠中の女性は使用を控えたほうが良いでしょう。
ミノキシジルの噂③アルコールと一緒に飲まないほうがいいって本当?
基本的に薬を服用する場合は、アルコールと一緒に飲まないほうが良いとされていますが、ミノキシジルに関してはどうなのでしょうか?
ここからは、ミノキシジルとアルコールの飲み合わせに関する噂についてお話していきます。
血圧が過剰に低下する恐れがある
もともと降圧剤として開発されたミノキシジルには血管拡張作用がありますが、アルコールにも同様に血管拡張作用があるため、同時に摂取してしまうと血圧が過剰に低下する恐れがあるため注意が必要です。
血圧が下がりすぎると、頭痛やめまいのほか動悸などの症状を引き起こす危険性があるため、ミノキシジルとアルコールは絶対に一緒に摂取しないようにしましょう。
またミノキシジルの副作用として、もともと頭痛・めまい・動悸などが報告されているため、場合によってはアルコールとの同時接種によって強い症状が出てしまう恐れもあります。
アルコールは睡眠の質を下げることもある
少量のアルコールであれば脳の興奮を鎮めて寝付きやすくする効果がありますが、多量に飲んだ場合は反対に睡眠の質を下げてしまうことがあるため気をつけなくてはなりません。
寝付きが悪くなって夜中まで眠れないことや、何度も目が覚めてしまうことがあると、髪の毛の成長に欠かせない成長ホルモンの分泌に悪影響を及ぼしてしまいます。
またゆっくり休めないことでストレスや疲労が解消されないと、自律神経が乱れて血流が悪くなり、頭皮に必要な栄養や酸素が行き届きにくくなるといった影響も否定できません。
ミノキシジルの噂④服用したら献血できないって本当?
みなさんの中には献血をすることがある方もいると思いますが、AGA(男性型脱毛症)治療薬を服用している場合、献血できないという噂を聞いたことがあるでしょうか?
ではそのAGA(男性型脱毛症)治療薬の中には、ミノキシジルも含まれるのかどうかについてお話していきたいと思います。
献血時の問診票に育毛剤使用を問う項目がある
献血する際は輸血者を感染症から保護するなどの目的で、問診票に献血する本人の健康状態や既往症をはじめ、渡航歴・投薬状況などを記載しなければなりません。
その問診票には、プロペシアやアボルブといった治療薬を一定期間内に使用したことがあるかどうかを問う項目があるのですが、あると答えた場合は献血ができなくなります。
ミノキシジルも服用後1ヶ月間は献血してはいけない
問診票にはミノキシジルの名前は出てきませんが、日本赤十字社の医療関係者向けの解説によると、ミノキシジル服用後は1ヶ月間献血してはいけないと記載されています。
ミノキシジルをはじめとする男性ホルモンの働きを抑制する抗アンドロゲン薬は、胎児に対する催奇形性が指摘されていることから、使用後しばらくは献血できないことになっているようです。
ミノキシジルの効果などについては、下記の記事でも紹介しています!ぜひチェックしてみて下さい。
薄毛に悩んでいる方は発毛サロンに相談しよう
みなさんの中には薄毛の悩みを解決するために、ミノキシジルを使用しようか考えている方もいると思いますが、これまでお話したようなむくみや頭痛といった副作用などが心配という方もいるのではないでしょうか。
また実際にミノキシジルを使用してみたけど、思うような効果が得られなかったという方もいると思います。
そういった方は、ぜひ発毛サロンのスーパースカルプ発毛センターをご利用ください。
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ミノキシジルにまつわるむくみや頭痛などの噂まとめ
今回ご紹介した噂とその答えについて以下にまとめました。
→ミノキシジルが持つ血管拡張作用は静脈には働かないため、末端に血液が滞りむくみが生じることがあります
②妊活に影響があるって本当?
→男性の場合は影響はないが女性の場合は安全性が明確になっていないため、妊活中・妊娠中・授乳中の女性は摂取しないほうが良いとされています
③アルコールと一緒に飲まないほうがいいって本当?
→ミノキシジルにもアルコールにも血管拡張作用があることから、一緒に飲むと血圧が過剰に下がり頭痛・めまい・動悸といった症状が起こることがあります
④服用したら献血できないって本当?
→ミノキシジルに関しては、服用後1ヶ月間は献血してはいけないという決まりが設けられています
「あくまで噂だから」と軽く捉えるのではなく、きちんと自分で調べるか発毛サロンなど専門家がいるところに相談するなどして、不安や疑問をしっかり取り除いてからミノキシジルを摂取することをおすすめします。
ミノキシジルの内服薬(ミノタブ)の副作用についてはこちらの記事でも詳しく解説しています!