M字ハゲやO字ハゲなど、薄毛の症状には様々な種類がありますが、その中の1つに「分け目はげ」というものがあることをご存じでしょうか。
はげや薄毛という文字を見るとどうしても男性のイメージがありますが、この分け目はげは年齢や性別問わずどのような方でも発症する可能性があります。
当記事では、分け目はげの特徴や主な原因、マンバンヘアなどの髪型と分け目はげの関係性や具体的な対策方法についてご紹介していきます。
目次
分け目はげとは?特徴や基準
M字ハゲやO字ハゲといった薄毛を聞いたことがある方は多いかと思いますが、「分け目はげ」とは一体どのような状態を指すのでしょうか。
この記事をご覧の方の中で「最近、分け目が薄くなったような気がする」「昔と比べて分け目のボリュームがない」という方は、分け目はげの可能性がありますので、まずは分け目はげの特徴や基準について知っていきましょう。
分け目はげとはどんな薄毛?
一般的に「薄毛」や「はげ」と聞くと成人男性に見られがちなM字ハゲ(前頭部の薄毛)やO字ハゲ(頭頂部の薄毛)をイメージする方が多いと思います。
分け目はげは上記のハゲとは異なり、頭頂部にある分け目部分を中心に薄毛や抜け毛が進行している状態を指します。他にも分け目はげは性別や年齢を問わずどのような方にも発症する恐れがあるという点が特徴です。
つまり、分け目はげに関しては若年層の方や女性の方にも起こりうるものといえます。
どこからが「分け目はげ」になる?
分け目はげは明確にここからと判断することは難しいですが、以下のような症状が見られる場合は分け目はげである可能性が高いです。
・分け目から頭皮がむき出しになっている
・分け目の髪の毛が細い
・分け目のボリュームがない
これらの症状に該当する方は、分け目はげや頭皮環境の悪化が考えられるため、お早めに発毛サロンなどでご自身の頭皮環境を確認してもらうことをおすすめします。
分け目はげは薄毛部分を隠しにくい
分け目は髪の流れを作る部分であるため、薄毛になっている部分を隠すのが難しいです。
また普段から「髪の毛を真ん中で分ける」など決まった分け目を作っていると、特にセットをしなくても自然に左右に分かれてしまうといった癖付けが出来てしまうところも薄毛を隠しにくい理由の1つとなっています。
特に女性に関しては、髪の毛が長い方が多い分、分け目はげになると全体的にボリュームが少なく見えてしまったり分け目部分の薄毛が目立ったりするだけではなく、実年齢よりも老けて見られる原因にもつながりかねません。
髪の分け目がはげてしまう原因
分け目はげは年齢や性別問わず誰にでも起こりうる薄毛ですが、どのようなことが原因で分け目がはげてしまうのでしょうか。
ここからは、分け目はげが引き起こされてしまう原因を3つご紹介していきます。分け目はげに心当たりがある方は、ご自身の現状と比較しながら当てはまる箇所がないか確認してみてください。
分け目はげの原因|①髪の毛が引っ張られている
髪の毛が引っ張られていることが原因で、分け目はげになることがあります。
人それぞれ髪の毛の生え方に違いや癖があるため、ブラッシングをしたりヘアセットをしたりしても自然と同じ方向に分け目が作られることが多くなります。
しかし、毎回同じ方向に分け目が作られてしまうと長時間一定方向に髪の毛が引っ張られるため、髪の毛や毛根に負荷がかかり続けます。
また、ポニーテールのような髪の毛を引っ張るような髪型をし続けていると牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)につながる可能性もあるため、毎日ポニーテールなど髪の毛を引っ張って結ぶような髪型をしている人は注意が必要です。
分け目はげの原因|②強い日差しを浴びてダメージを負っている
分け目部分が日差しなどによる紫外線ダメージでも、分け目はげが起こる可能性があります。
分け目の部分やつむじ付近は地肌が見えているため、何も対策をしないと頭皮が日差しに晒されてダメージを負ってしまいます。
紫外線は頭皮の表面だけではなくその奥にある真皮まで届き、髪の毛の元になる毛母細胞などにもダメージを与えてしまうため注意が必要です。
また紫外線を浴び続けると皮膚の乾燥や日焼けにもつながるため、日差しの強い夏はもちろん普段から紫外線対策を行うことが大切になります。
分け目はげの原因|③生活習慣が乱れている
分け目はげが起こる原因は、髪の毛が引っ張られることや紫外線によるダメージだけではなく、普段の生活習慣にもあります。
例えば、毎日脂っこいものやインスタント食品、コンビニ弁当など栄養バランスが悪い食事ばかり食べていると、脂分や塩分を過剰に摂取してしまい、頭皮環境の悪化につながる恐れがあるのです。
食事面以外にも、睡眠不足の状態が続いていると髪の毛を作る成長ホルモンの分泌量が減ってしまい、髪の毛の成長に影響を及ぼします。
このように、睡眠不足や栄養不足、運動不足などが原因で身体にストレスを溜め込んでしまうと、自律神経の乱れや血行不良を引き起こし、髪の毛に必要な栄養が届かなることで分け目はげや薄毛になってしまうのです。
マンバンヘアやセンターパートは分け目はげになる?
最近、若い人を中心に人気のヘアスタイルである「マンバン」と「センターパート」ですが、2つの髪型は分け目はげとどのような関係性があるのでしょうか。
ここでは2つの髪型について、分け目はげになることはあるのか、どのようなケアが必要なのかについて詳しくご紹介していきます。
マンバンヘアは牽引性脱毛の可能性がある
マンバンヘアは後ろにまとめた髪の毛を強く縛るヘアスタイルのため、毎日マンバンを続けることでポニーテールと同様に「牽引性脱毛症」になるリスクが高まります。
牽引性脱毛症とは髪型などの影響で髪の毛が引っ張られることにより、頭皮が血行不良を起こして髪の毛が正常に成長しなくなることで次第に髪の毛が細くなっていき、抜け毛が増えやすくなる症状です。
髪の毛が肩まである方は軽く後ろでまとめることができますが、ギリギリ髪の毛が結べる状態でマンバンヘアを続けてしまうと、髪の毛が強い力で引っ張られることになるため、分け目はげになる可能性もあります。
マンバンヘアをする場合は余裕をもって結べる長さまで髪の毛を伸ばし、お休みの日などはできるだけ帽子や下ろした状態で髪の毛を休ませてあげることが大切です。
センターパートもケアは怠らないようにしよう
センターパートは髪の毛を真ん中で分けるヘアスタイルのため、はっきりと分け目を作ることになります。
マンバンヘアのように髪の毛が強く引っ張られることはないですが、いつもより分け目がはっきりとできるため、紫外線ダメージや乾燥などの影響を受けやすく、ケアを怠ってしまうと分け目はげになる可能性があります。
そのため、定期的に分け目を変えることや帽子などを活用して紫外線からのダメージを防ぐことが大切になってきます。
また分け目を真っ二つに分けるのではなく、左右ジグザグに分け目を取ってあげることで頭皮を隠すことができるため、センターパートをする機会が多い方はぜひ試してみてください。
分け目はげと年齢の関係性
「ハゲ」や「薄毛」と聞くとどうしても中年期の男性をイメージしてしまいますが、分け目はげは年齢や性別に関係なく発症する可能性があります。
つまり、10代や20代の若い方でも上記でお伝えしたような原因を続けることで、分け目はげになることがあるのです。
むしろ、若い時に髪の毛に負担のかかる髪型をすることや、「若いから薄毛になることはないだろう」という先入観から髪や頭皮のケアを怠ってしまい、け目はげになってしまう方は多い分です。
また、分け目部分が薄毛になる場合はAGAやO字はげなど他の症状である可能性もあるため、若いからといってケアを忘れずに、抜け毛や薄毛が気になる方は年齢に関係なく発毛サロンなどでご自身の頭皮環境や専門家からのアドバイスを受けることをおすすめします。
分け目はげを防ぐための対策方法
上記でもお伝えしている通り、分け目はげの原因としては、ポニーテールなどの髪型によって髪の毛が引っ張られることや紫外線によるダメージ、生活習慣の乱れなどが挙げられます。
では、分け目はげを防ぐためにはどういった対策方法を行えば良いのでしょうか。
ここでは、分け目はげの効果的な対策方法を5つご紹介します。分け目の地肌が前よりも広くなったように感じる方は参考にしてみてください。
分け目はげの対策方法|①同じ分け目やヘアスタイルを繰り返さない
分け目はげの対策1つ目は、同じ分け目やヘアスタイルを繰り返さないことです。
毎日同じヘアスタイルをして髪の分け目が固定されてしまうと、一定方向だけ髪の毛が引っ張られるため、分け目部分に大きな負荷がかかります。
定期的に分け目を変えることや、髪の毛をセットする必要がない日はできるだけストレートヘアや帽子などを使って髪の毛を休ませてあげましょう。
分け目が癖付いている場合は、美容室などで分け目が目立たない髪型をお願いしたり、思い切って短髪ヘアにしてみるのもおすすめです。
分け目はげの対策方法|②日焼け止めや帽子などで紫外線対策を行う
分け目はげの対策2つ目は、日焼け止めや帽子などで頭皮の紫外線対策を行うことです。
分け目部分は地肌、つまり頭皮が見えているため、日差しによる紫外線ダメージを強く受けてしまいます。
そのため、髪の毛や頭皮専用の日焼け止めスプレーを使ったり、日差しが強い日はできるだけ帽子を被るなど、頭皮の紫外線対策を行いましょう。
紫外線は夏場が強い印象ですが、天気や季節関係なく降り注ぐため、曇りの日や気温が低い日だとしても紫外線の対策を行うことをおすすめします。
帽子を被ると髪の毛蒸れてしまうという方は、麦わら帽子や通気性の良い素材の帽子を選ぶか、日傘などを代わりに使ってみてください。
分け目はげの対策方法|③生活習慣を改善する
分け目はげの対策3つ目は、生活習慣の改善です。
髪の毛の主成分はケラチンと呼ばれるタンパク質であるため、タンパク質を中心に脂質・炭水化物をバランス良く摂取することを心がけましょう。
他にも、髪の毛の成長にはビタミンや亜鉛といった栄養素も必要になってくるため、緑黄色野菜やナッツ、魚介類なども積極的に摂取することをおすすめします。
食生活以外にも、髪の毛を成長させるためには「睡眠」が不可欠です。
特に夜10時~夜2時の時間は成長ホルモンが分泌されやすいため、できるだけの時間に良質な睡眠が取れるようにしましょう。
分け目はげの対策方法|④頭皮のケアを行う
分け目はげの対策4つ目は、頭皮のケアを行うことです。
頭皮の血行を改善することで髪の毛の成長サイクルが整い、太くて丈夫な髪の毛が育ちます。
頭皮の血流を良くするためには「頭皮マッサージ」がおすすめです。
②耳の上あたりからゆっくり頭頂部に向かって円を描くように頭皮を揉む
③頭頂部からゆっくり後頭部のあたりまで同じように頭皮を揉む
④頭頂部に戻り、指の腹を使って優しく指圧する
お風呂でシャンプーをしている時間などを使って、意識的に頭皮マッサージをしましょう。
分け目はげの対策方法|⑤発毛サロンで適切なケアを受ける
分け目はげの対策5つ目は、発毛サロンで専門家から適切なケアを受けることです。
分け目の薄毛が目立ってきたとしても、必ずしも分け目はげとは限らず、AGAやFAGAなど他の病気であることも考えられます。
AGAになってしまうと、食生活や頭皮ケアなどの対策だけでは十分な改善が期待できず、放っておくとどんどん薄毛が進行してしまいます。
早めにAGAなどの病気を改善するためにも、発毛サロンで専門家から適切なケアを受けることが大切です。
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分け目はげの原因は?効果的な薄毛対策やマンバンヘアとハゲの関係性|まとめ
今回は、分け目はげの原因と効果的な対策方法についてご紹介しました。
重要なポイントをもう1度おさらいします。
・マンバンヘアは牽引性脱毛症になることもある
・分け目はげは年齢や性別関係なく誰にでも発症する
・分け目やヘアスタイルを定期的に変えるのが効果的
分け目はげの原因として、髪の毛が引っ張られることや強い日差しによる頭皮ダメージ、生活習慣が乱れが挙げられます。
定期的に髪の分け目を変えたり日焼け止めや帽子などで紫外線対策をするなど、分け目に強い負荷をかけ続けないように労わることが大切です。
「最近分け目が広がってきた気がする」「分け目はげが目立ってきて困っている」という方は、スーパースカルプ発毛センターへご相談ください。現在の髪の分け目や頭皮環境などを1人ひとりお調べし、最適な方法でケア・改善を行なっていきます。
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