自毛植毛とは、後頭部や側頭部といったAGAの症状が現れていない部分の髪の毛を採取して、髪の毛を生やしたい箇所に移植する薄毛治療のことを言います。

薄毛治療の中では高い効果を期待できる手術方法ではありますが、デメリットもあるので、手術を受けようか迷っている方は慎重に考えることが必要です。

そこで今回の記事では、自毛植毛のデメリットやメリット、そして起こりうる植毛失敗例やリスクについて紹介します。

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自毛植毛のデメリットには何がある?

デメリットの写真

AGA治療のひとつである自毛植毛は、人工毛ではなく自分の髪の毛を使用するため拒絶反応を起こしにくいことが特長です。

しかし、人によっては仕上がりに納得できず失敗という結果になってしまった方もいたり、他にもいくつかデメリットが考えられるため、自毛植毛を決心する前によく検討することが大切です。

では、自毛植毛にはどのようなデメリットがあるのか確認していきましょう。

手術後に腫れや痛みを感じる

自毛植毛の手術にはいくつか術式がありますが、中でも「FUT法」というメスを用いる手術方法の場合は、頭皮を切開して髪の毛を採取するため、手術後に腫れや痛みを感じるケースがほとんどです。

切開した箇所については頭皮を引き伸ばして縫合するため、痛みの他にも皮膚の突っ張り感を感じることもあるようです。

また、頭部全体が腫れているように感じたり、人によっては瞼の付近や顔全体まで腫れたりすることもありますが、1週間ほど経てば徐々に腫れや痛みは和らいでいきます。

傷跡が残ってしまう

上述したFUT法に関しては、後頭部など髪の毛のある箇所を切開し髪の毛を採取したあと縫合するので、手術後も傷跡が残り続けることになります。

また手術を行うときは基本的に髪の毛を1〜3mmほどの長さに刈り上げるため、術後も手術をしたことが人にばれやすかったり、傷跡や縫合部分が部分的に目立ってしまうのもデメリットの1つです。

髪の毛が伸びて傷跡が目立たなくなるまでは、ウィッグや帽子などを使って手術箇所をカバーする必要があるでしょう。

移植できる本数に制限がある

自毛植毛は、後頭部や側頭部などに生えている髪の毛を移植することになるため、頭部全体の髪の毛の量が増えるわけではありません

そしてドナーとなる箇所は毛根ごと採取しますので、採取した後頭部や側頭部からは髪の毛が生えてこず移植できる本数に制限があります。

薄毛が気になる箇所をカバーできても後頭部や側頭部が薄くなっては意味がないので、あくまで全体的に自然に見えるようにするために行うので、自毛植毛で採取できる本数は12,000本〜15,000本と限りがあるのです。

すぐに効果を実感できるわけではない

自毛植毛は、薄毛治療の中では高い効果が期待できますが、すぐに効果を実感できるわけではないデメリットがあります。

上述したように基本的に髪の毛を刈り上げてから植毛するため、伸びるまでは髪の毛が増えたことを実感しづらいです。

また、髪の毛を植毛したあとしばらくしてから、一度抜けて生え変わる「ショックロス」という時期があるため、しっかりと髪の毛が増えたことを実感できるのは早くて手術から6ヶ月後といえるでしょう。

自毛植毛のメリットには何がある?

メリットの画像

自毛植毛のデメリットをいくつか挙げましたが、もちろんメリットもあります。

自毛植毛は、日本皮膚科学会が定めている「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」で、推奨度のB評価(行うように勧める)を獲得していて、AGA治療に効果があると認められている治療方法です。

ここでは自毛植毛のメリットについて3点ご紹介します。

移植による拒絶反応が無い

自毛植毛は自分自身の髪の毛を移植する手術方法なので、拒絶反応やアレルギー反応を起こすといったリスクがないことが特長です。

植毛には自毛のほかに人工毛を移植するものがありますが、人工毛はポリエステルなど合成繊維からできているので、体が「異物」と認識してしまうと炎症や感染症を引き起こす可能性があります。

ですが、自毛植毛ならそういったリスクはなく、過去にも自毛植毛による医療ミスや重い症状につながってしまったというケースは報告されていません。

自毛なので仕上がりが自然

植毛には自分の髪の毛を使用するので、色や太さの違いなどが少なく自然な仕上がりになることが特長です。

多くの人は髪の色が黒・茶・グレーであるかと思いますが、人によっては明るめの茶色だったり深い黒だったり、実はひとりひとりの色みは少しずつ異なっています。

人工毛でも自分の髪の色に近い色で植毛することができますが、自毛の方が周りの髪の毛と自然に馴染むので違和感が少なくなります。

通院やメンテナンスが不要

自毛植毛は後頭部の髪の毛を毛包ごと移植するので、移植後頭皮に生着すれば正しいヘアサイクルに戻り、定期的に通院して植毛し直すなどのメンテナンスも不要になります。

毛包とは、髪の毛が抜けないように毛根を包み込んでいる毛穴を入り口とした袋のような形の皮膚組織を指します。

毛根の中には毛母細胞と呼ばれる髪の毛を成長させるための組織があり、自毛植毛ではAGAの影響をうけにくい後頭部から移植するので、生着後に毛母細胞が正常に働くようになることで正しいヘアサイクルに戻すことが可能です。

自毛植毛の手術の失敗例やリスク

失敗例について考える男性

ここまで自毛植毛のデメリット・メリットについてご紹介しましたが、実際の自毛植毛での失敗例やリスクとしてはどのようなものがあるのか気になる方もいるでしょう。

ここからは、自毛植毛の手術に関する失敗リスクとしてよく言われているものをご紹介していきます。

不自然な髪型に仕上がってしまう

自毛植毛によって薄毛部分の髪の毛が増えたのは良いものの、生え揃ったときに髪型が不自然な仕上がりになってしまうケースも少なくありません。

採取する頭部の箇所によって髪質や毛流れ・毛穴の方向などが異なるため、自然な見た目にならなかったりつむじや生え際の流れが不自然に見えてしまう場合があります

密度が低い箇所が気になる

現在の植毛技術を持ってしても薄毛になる以前の髪の毛の密度に戻すことは困難で、どうしても密度の低い箇所が気になってしまうという方もいるようです。

実現できたとしても以前の80%程度の密度といわれており、その80%も1度の手術では難しく、2度・3度と植毛を行って密度を高めていく必要があります。

移植した髪の毛が生着しない

自毛植毛は自分の髪の毛を使うため、拒絶反応などを起こしづらいですが、細胞を生きたまま採取して移植するので細胞に負担がかかってしまうリスクがあります。

そのため、採取から移植までの間に毛根がダメージを負うと、生着率が悪くなって再び抜けてしまうため薄毛の解決にならないことがあります。

自毛植毛手術を行う医師の技術力が生着率を左右するので、失敗をできるだけ回避するためにもクリニック選びは慎重に行うことが大切です。

また、移植したからといって生活習慣を乱しても問題ないということではないので、自分自身も健康に気を遣った生活を意識するようにしましょう。

自毛植毛で失敗する前にできる対策方法はある?

スマホで調べている男性

自毛植毛には、さまざまなデメリットやリスクが考えられるため、失敗しないようにしっかりと対策していきたいところです。

そこでここからは、自毛植毛で失敗する前にできる対策方法自毛植毛以外の薄毛対策についてご紹介していきます。

医師の技術力が高いクリニックを選ぶ

自毛植毛の失敗リスクとして植毛した髪の毛が生着しないことが挙げられるので、しっかりと高い生着率を誇る技術力のあるクリニックを選びましょう。

技術力の高いクリニックであれば髪の毛の生着率も高いですし、医師のデザイン力もあるため自然な髪型に仕上げてもらえるでしょう。

AGA治療薬などで薄毛の進行を抑える

自毛植毛で移植した髪の毛は、生着できれば元々の性質を持ったまま半永久的に生え続けます。

しかしAGAによって薄毛を引き起こしている場合、移植した箇所以外の薄毛が進行してしまう可能性があります。

せっかく脱毛してしまった部分に植毛をしても見た目のバランスが悪くなるケースがあるので、そうならないためにも、AGA治療薬などを用いて全体的に薄毛の進行を抑えておくことも1つの対策方法になります。

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発毛専門サロンに通ってケアを受ける

人によってはAGA治療薬を試しても薄毛の改善効果が見られないケースがあるため、そういった場合は別の方法を検討する必要があります

発毛専門サロンに相談すれば、AGA治療薬以外のアプローチ方法で薄毛のケアを行なってくれるサロンも多く、薄毛の解決に繋がる可能性が高いです。

スーパースカルプ発毛センターでは、お薬に頼らない薄毛治療を行っていますので、AGA治療薬や育毛剤では効果がなかったという方にもおすすめです。

まとめ|自毛植毛のデメリットと失敗するリスク

自毛植毛とは、薄毛が気になっているところへAGAの影響を受けにくい後頭部の毛を毛包ごと移植する植毛のことを指します。

自毛植毛のデメリットとしては、手術後に腫れや痛みを感じたり傷跡が残ったりすることのほかに、移植できる本数に制限があったりすぐに効果を実感できなかったりといったことが挙げられます。

そんなデメリットの半面、自分の髪の毛を用いて移植するので拒絶反応やアレルギー反応のリスクがなかったり、術後の定期的な通院などのメンテナンスが不要になるメリットもあります。

しかし、実際に自毛植毛を受けた方の中には、ドナーとなる毛の生えている場所が本来と違う影響で毛流れが不自然になったり、移植した髪の毛が生着せずに抜け落ちてしまう方もいるので、メリットはあっても失敗リスクもあるようです。

自毛植毛で失敗しないためには、技術力の高いクリニックを選ぶことやAGA治療などを受けて薄毛の進行を抑えること、そして健康な髪の毛を移植できるように生活習慣などを見直すことが大切です。

薄毛の悩みを解決する方法としては、自毛植毛やAGA治療薬を使用することだけではなくさまざまなアプローチ方法があります。

スーパースカルプ発毛センターでは、お薬に頼らない独自のアプローチ方法で薄毛の原因1つひとつを解決して発毛を目指していくことが可能です。

自毛植毛を受けることに抵抗がある方やAGA治療薬・育毛剤では効果がなかったという方は、ぜひスーパースカルプ発毛センターへご相談ください。


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