みなさんの中には、シャンプーをしているときに髪の毛が細く柔らかくなったように感じている方や、ふと鏡を見た際に髪の毛全体のボリュームが少なくなったように感じている方はいませんか?

特に男性であれば、「このまま髪の毛が細くなってハゲるんじゃないか」と不安に感じてしまいますよね。

この記事では、髪の毛が細くなる原因や細い髪の毛を太くする方法などについて詳しく解説していきますので、髪の毛の細さに悩んでいる方はぜひご一読ください。

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一般的な髪の毛の太さってどれくらいなの?

髪の毛の長い女の子3人が並んだ写真

髪の毛の太さは人によって異なり、見た目の印象にも違いが出てきますが、一般的な髪の毛の太さはどれくらいなのでしょうか?

まずは、一般的な成人の髪の毛の太さはどれくらいなのかという点に加えて、髪の毛が太い人・細い人の特徴や髪の毛の太さが人に与える印象について解説していきます。

大人の髪の毛の太さは平均で「約0.08mm」

髪の毛の太さは成人の場合だと平均で約0.08mmとされています。

もちろん、人によって髪の毛の太さには多少のばらつきがありますので、太い方なら0.15mm以上、細い方だと約0.05mm以下のケースも少なくありません。

0.1mmの差は、数字だけで見ると大したことのないように感じますが、全体で見るとやはりボリューム感や地肌の見え方などに大きな違いが出てきます。

では、髪の毛が太い人と細い人それぞれの特徴と、髪の毛の太さによって人にどのような印象を与えるのか確認していきましょう。

髪の毛が太い人の特徴と人に与える印象

髪の毛が太い人の特徴としては、以下のようなものがあります。

・髪の毛全体にボリューム感がある
・髪の毛1本1本にハリやコシがある
・髪質が硬く癖が付きにくい分まとまりにくい

髪の毛が太いと髪の毛1本1本がしっかりしているため、全体的にボリューム感のあるヘアスタイルを作りやすいです。

ただ、その一方で髪の毛がまとまりにくく、扱い方が分からないという方も少なくありません。

きちんとヘアセットをせずに放置していると、周囲からだらしない・清潔感がないと思われることや、どこか垢抜けない印象を持たれてしまうこともあるでしょう。

髪の毛が細い人の特徴と人に与える印象

髪の毛が細い人の特徴は、以下のようなものが挙げられます。

・髪の毛全体にボリューム感がない
・髪の毛1本1本が細いため地肌が見えやすい
・髪質が柔らかくへたりやすい

髪の毛が細い場合、太い髪の毛よりもヘアセット自体はしやすいですが、髪の毛自体が柔らかくハリ・コシが弱いため、ヘアセットをしてもへたりやすいケースが多いです。

そのため、パーマがかかりにくかったり、すぐに取れてしまったり、巻き髪もすぐに元に戻ってしまうといったことも少なくありません。

また、髪の毛が細いとどうしても全体のボリューム感が少なくなり地肌が見えやすくなるため、周囲から薄毛と思われてしまうこともあるでしょう。

髪の毛が細くなる原因として考えられるもの

ジャンクフード

人によっては、元々髪の毛が細いという方もいると思いますが、中には昔よりも細くなった気がするという方もいるのではないでしょうか。

そこでここからは、髪の毛が細くなる原因として考えられるものをいくつかご紹介していきたいと思います。

原因①栄養バランスが偏った食事を摂っている

以前よりも髪の毛が細く弱々しくなったと感じている方の中には、仕事が忙しいなどの理由でインスタント食品やコンビニのお弁当などで済ませてしまっている方もいるのではないでしょうか?

毎日そういった食生活を送って栄養バランスが偏っていると、髪の毛の成長に必要な栄養素をきちんと摂取することができません

特にインスタント食品やコンビニ弁当は、脂質や塩分・添加物などが多く含まれている傾向にあり、頭皮環境を悪化させてしまう可能性があるため注意が必要です。

原因②睡眠不足や過度なストレス

仕事などが原因で過度なストレスを抱えていると、自律神経が乱れて頭皮の血流が悪くなり、髪の毛の成長に必要な栄養や酸素が十分に行き届かなくなります。

さらに自律神経の乱れは、皮脂腺や汗腺の働きを活性化させ頭皮環境を悪化させるだけでなく、睡眠の質を低下させることにもつながりかねません。

髪の毛の成長を促す成長ホルモンは、睡眠時に分泌されるといわれているため、良質な睡眠を摂ることができないと髪の毛がきちんと育たず痩せ細っていく場合もあります。

原因③誤ったヘアケア方法を行なっている

日頃のシャンプーやドライヤーなどヘアケア方法が誤っていると、頭皮環境の悪化や髪の毛へのダメージにつながってしまい細く弱い髪の毛になりかねません。

誤ったヘアケア方法の具体例としては、以下のようなものが挙げられます。

・1日に何回もシャンプーすることが多い
・長時間ドライヤーを髪の毛に当てている
・爪を立ててシャンプーをしている
・ヘアワックスを付けたまま長時間いることが多い

髪の毛や頭皮の汚れをしっかり洗い落とそうとして数回シャンプーする方がいますが、やり過ぎると頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまい頭皮の乾燥を招くことがあるため注意が必要です。

原因④その他|遺伝・加齢・AGAなど

人によって元々髪の毛が細い方もいますが、そういった方は遺伝が原因として考えられるため、対策しても効果が期待できない場合があります。

他にも、加齢に伴って血管が老化し髪の毛にきちんと栄養が行き届かなくなることや、ヘアサイクルが乱れるといったことが原因で髪の毛が薄くなる場合や細くなるケースも珍しくありません。

さらに男性の場合は、AGAという男性型脱毛症の影響によって髪の毛が痩せ細っていき、抜け毛などの症状が現れることもあります。


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細い髪の毛を太くする方法は?原因に合わせた対策を実践しよう

ストレッチをする女性

生活習慣やヘアケア方法などが原因で髪の毛が細くなっている場合は、食事や睡眠などを見直すことで細い髪の毛を太くできる可能性があります。

自分の髪の毛がなぜ細くなったのかという原因を把握したうえで、以下でご紹介する細い髪の毛を太くする方法を実践していきましょう。

細い髪の毛を太くする方法①栄養バランスを考えた食事を摂る

普段からインスタント食品やコンビニ弁当などばかり食べてしまいがちな方は、栄養バランスを考えた食事を摂ることを意識すると良いです。

健康を維持するために必要不可欠とされる五大栄養素には、炭水化物・脂質・タンパク質・ミネラル・ビタミンが挙げられますが、その中でも特にタンパク質・ミネラル・ビタミンの3つは髪の毛の成長に欠かせません。

それぞれの栄養素が髪の毛にもたらす役割や、髪の毛に良い食べ物などについては以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方は併せてお読みください。

髪の毛に悪い食べ物・髪に良い食べ物は?食生活は薄毛に影響する?

細い髪の毛を太くする方法②不規則な生活習慣を見直す

細い髪の毛を太くする方法の中でも、特に意識してほしいのが「不規則な生活習慣を見直す」という点で、例えばみなさんの中には寝る時間が遅いという方も多いのではないでしょうか?

髪の毛の成長を促す成長ホルモンは、睡眠時(特に22時〜26時の間)に分泌されていると言われているため、寝る時間が遅いと成長ホルモンの分泌量が減少してしまいます。

寝付きが悪い方や、寝ているのにあまり身体が休まった気がしないという方は、以下のようなことを意識すると良いでしょう。

・ゆっくり湯船に浸かって身体を温める
・寝る前に軽くストレッチをする
・寝る前にカフェインを摂取しない
・暗い部屋の中でスマホを見ない
・寝る直前に物を食べない

スマホの代わりに読書をする、コーヒーの代わりに白湯を飲むなど、ちょっとした行動の変化で寝付きを良くすることができます。

細い髪の毛を太くする方法③頭皮・髪の毛に合ったヘアケアを行う

普段使っているシャンプーなどが合っていないと頭皮環境が悪くなってしまうため、自分の頭皮・髪の毛に合ったヘアケアを行うのも細い髪の毛を太くする方法の1つといえるでしょう。

例えば、シャンプーによっては洗浄力が高く頭皮への刺激も強い石油系やアルコール系の合成界面活性剤が含まれている商品があり、乾燥やフケといったトラブルを引き起こしかねません。

頭皮への刺激を抑えたい方は、頭皮にやさしく保湿力が高いノンシリコンのアミノ酸系シャンプーを使用することをおすすめします。

細い髪の毛を太くする方法④発毛サロンに相談する

人によっては、食事や生活習慣、ヘアケア方法を見直してもなかなか髪の毛が太くならないという場合や、そもそも正しく対策できているのか分からないという場合もあるかと思います。

そういった方は、自力で対策を行うよりも発毛サロンなど専門のところに相談して、自分の頭皮・髪の毛の状態に合ったケアを受けたほうが良いでしょう。

スーパースカルプ発毛センターでは、頭皮マッサージを行なって髪の毛に栄養が行き届きやすくするだけでなく、高水圧マイクロジェットレベル噴流によって毛穴の汚れを落とし頭皮環境を改善します。

食事や睡眠など生活面に対するアドバイスもさせていただきますので、細い髪の毛を太くしたい方や薄毛にお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

髪の毛を太くする食事

髪の毛を太くする食事

私たち人間の身体は、日々食べているものや飲んでいるものによってつくられています。

もちろん、髪の毛も例外ではありません。

薄毛対策には、髪の毛を太くすること、つやのある健康的な髪の毛を取り戻すことが大切なので、まずは今からでもすぐに実践できる「食事の見直し」から始めてみませんか?

髪の毛を太くする栄養素は以下の通りとなっています。

栄養素 含まれる食品
タンパク質 肉・魚・卵など
亜鉛 牡蠣・レバー・ブロッコリーなど
ヨウ素 昆布やわかめなどの海藻類
ビタミン類 チーズ・ナッツ・柑橘類など
EPA アジやサバなどの青魚
Lシステイン 高野豆腐・ごま・ニンニクなど
イソフラボン 豆乳や納豆などの大豆製品

それでは、各栄養素の特徴を詳しく解説していきましょう。

栄養素①|タンパク質

食品 【動物性たんぱく質】肉・魚・牛乳・乳製品・卵など
【植物性たんぱく質】大豆製品・えんどう豆・穀類など
役割 髪の毛の主成分
注意点 タンパク質が多く含まれる食品の中には脂質が多いものもあるため注意が必要

まずはじめに紹介する栄養素は「タンパク質」です。

タンパク質は多くのアミノ酸が結合してできていますが、髪の毛のもとになるアミノ酸の中には体内で合成できない「必須アミノ酸」が含まれているため、食べ物から摂取しなければいけません。

髪の毛の90%以上がケラチンというタンパク質で構成されており、タンパク質は髪の毛を太くするために最も大切な栄養素の1つであると言えるでしょう。

しかし、タンパク質を必要としているのは髪の毛だけではありません。

心臓・胃・腸などの臓器、血管、筋肉、神経細胞など、さまざまな部位がタンパク質で成り立っています。

そして、人間の身体は臓器や神経細胞の修復に優先してタンパク質を使用するような構造になっているため、髪の毛を太くしたい方はタンパク質をたくさん摂取するように心がけましょう。

ただし、肉・魚・卵などの動物性タンパク質が含まれる食品には、脂質の一つであるコレステロールも多く含まれているため注意してください。

血液中に悪玉コレステロールが増えると、頭皮の血行不良を起こしたり、発毛サイクルに悪影響を与えてしまうので、脂身が少ないもも肉や鶏ささみ、ラム肉などを選ぶようにしましょう。

特にラム肉にはコレステロール値を下げる「不飽和脂肪酸」が豊富に含まれており、鉄分・亜鉛なども同時に摂取できるため、薄毛対策におすすめの食品です。

髪の90%以上がケラチンというタンパク質で構成されています。ダイエットや偏食には注意!

栄養素②|亜鉛

食品 牡蠣・牛赤身肉・ラム肉・うなぎ・レバー・玄米・ナッツ・ブロッコリーなど
役割 タンパク質をケラチンに変換するサポート
注意点 過剰摂取は貧血や下痢などの体調不良、抜け毛の原因にもなる可能性がある

次に紹介する栄養素は「亜鉛」です。

先ほどもお伝えしたように、食事によって摂取したタンパク質は、髪の毛以外にも臓器・血管・神経細胞などさまざまところへ送られて再合成されます。

亜鉛は、摂取したタンパク質を髪の毛の主成分であるケラチンに変換する手助けをしているため、亜鉛が不足するとタンパク質が上手くケラチンに変換されず、髪の毛が細くなってしまうのです。

髪を太くし健康的に保つ役割を果たし、5αリダクターゼという脱毛の要因となる物質を抑制してくれる働きもあるので、亜鉛は薄毛対策に重要な栄養素となっています。

亜鉛が多く含まれる食品として広く知られているのが、海のミルクとも呼ばれる「牡蠣」

牡蠣は貝の中でも特に栄養価が高く、亜鉛以外にも薄毛対策に有効なビタミン類、血行促進効果があるタウリン、タンパク質の生成をサポートするリジンといった成分も含まれているため、髪の健康に良いとされる食品です。

このように、髪の毛を太くするのに効果的な亜鉛ですが、摂取しすぎると貧血・下痢・吐き気などの体調不良を招いたり、他の栄養素の吸収を妨げて薄毛や抜け毛の症状を加速させてしまう危険性があります。

亜鉛の1日の推奨摂取量目安は、男性が約10mg、女性が約8mgとされており、通常の食事では過剰摂取になることはほとんどないため、そこまで気にする必要はありません。

サプリメントや亜鉛強化食品を利用する場合には注意が必要なので、必ず用法・容量を守るようにしましょう。

亜鉛は育毛効果がある?過剰摂取は薄毛抜け毛改善どころか逆効果?!

栄養素③|ヨウ素

食品 昆布・わかめ・海苔・ひじき・めかぶなど
役割 体内の新陳代謝を促進し、髪の毛の成長をサポート
注意点 甲状腺機能低下症(橋本病)や甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と密接に関係

つづいて紹介する栄養素は「ヨウ素」です。

ヨウ素は髪の健康に欠かせないミネラルの一種で、別名ヨードとも呼ばれています。

甲状腺ホルモンの元となり、新陳代謝を活性化させる働きがあるため、毛母細胞の活動が促進されて髪の成長をサポートします。

また、血管の老化を防いで、血液の流れを良くする効果もあるので、毛細血管がたくさん集まっている頭皮の環境を健康に保ちます

注意点として、ヨウ素を摂りすぎてしまったり、逆に不足しすぎてしまうと、甲状腺機能に悪影響を及ぼす恐れがあるため、1日の摂取量には注意してください。

ヨウ素を多く含む食品としては、昆布・わかめ・海苔・ひじき・めかぶなどの海藻類があり、イソジンうがい薬などヨウ素を含んでいるうがい薬も存在します。

通常の食事ではヨウ素を過剰に摂取してしまうことはほとんどありませんが、根昆布療法(根昆布を漬け込んだ水を毎日飲む民間療法)に取り組んでいる方や、日常的にイソジンうがい薬を使用している方は、過剰摂取による甲状腺機能障害を引き起こす可能性があるため気を付けましょう。

ちなみに、日本人は他の国の人よりも日常的に多くのヨウ素を摂取していると言われているため、あまり積極的にヨウ素を摂ろうとしなくても良いかもしれません。

栄養素④|ビタミン類

食品 【ビタミンA】レバー・バター・チーズ・うなぎ・大葉など
【ビタミンB2】レバー・卵・焼きのり・干しシイタケ・モロヘイヤなど
【ビタミンB6】ニンニク・ピスタチオ・とうがらし・ごま・ししとうなど
【ビタミンC】アセロラ・キウイ・牡蠣・赤ピーマン・じゃがいもなど
【ビタミンE】アーモンド・ドライトマト・ほうれん草・ツナ缶・ハマチなど
役割 【ビタミンA】頭皮の感想を防ぎ頭皮環境を整える
【ビタミンB2】皮脂の分泌を抑制し細胞の再生を促進
【ビタミンB6】皮脂の分泌を抑制しタンパク質の吸収を促進
【ビタミンC】皮膚や細胞の維持に必要なコラーゲンを合成
【ビタミンE】抗酸作用や血管拡張作用で頭皮を健康に保つ
注意点 過剰摂取のリスクがある栄養素も存在する

つづいては誰もが聞き馴染みのある栄養素の1つ「ビタミン類」です。

食品に含まれているビタミンは13種類あり、このうち特に髪の毛に良いとされるビタミンは、ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンEの5種類となっています。

5つのビタミンそれぞれの主な働きについては上記の表の通りで、頭皮環境の改善や皮脂の分泌抑制など、どのビタミン類も髪の毛を太くするために重要な役割を担っているということがお分かりいただけたでしょうか?

ビタミンB2とビタミンCは体内に蓄積しない性質を持っており、過剰に摂取したとしても尿として排出されてしまいますので副作用などの心配はありません。

逆に言うと、ほとんどが尿として排出されてしまうというからこそ、積極的にビタミンB2・ビタミンCを含んだ食品・サプリを摂取することをおすすめします。

ビタミンEについても概ね同様で、摂取量の2/3が尿として排出されてしまうため、過剰摂取によって健康被害が表れる可能性は極めて低いでしょう。

ビタミンAの過剰摂取は食欲不振・悪心・嘔吐・発疹・脱毛・皮膚の乾燥などを招く危険性があります。

ビタミンB6にも過剰摂取のリスクがあり、感覚神経障害・末梢感覚神経障害・精子数の減少などを起こす可能性があることから、栄養機能食品における上限値は10mgまでと定められています。

サプリメントでビタミンを補給することは手軽で便利ですが、過剰に摂り過ぎると脱毛を含めた健康被害を及ぼす危険性があるため、なるべく食事による摂取を心がけましょう。

ビタミンが薄毛育毛・発毛治療に効果的?

栄養素⑤|EPA

食品 アジ・サバ・イワシ・さんま・ツナ缶など
役割 血中の中性脂肪を減らして血液をサラサラにし、頭皮の血行を改善する
注意点 出血が止まりにくくなる恐れがある

つづいて紹介する「EPA」は、あまり聞き馴染みのない栄養素かもしれません。

EPAは青魚全般に多く含まれており、髪の毛を太くするだけでなく歯周病の改善や生活習慣病の予防にも役立つ栄養素です。

体内で合成できない不飽和脂肪酸の一種で、血液をサラサラにして頭皮の血行を改善する効果がありますが、出血した際に血が止まりにくくなってしまったり、降圧剤との併用により血圧を過度に低下させる恐れがあります。

そのため、ミノキシジルなどの血圧を下げる効果を伴う薬を使用中には特に、EPAを摂りすぎないように注意しましょう。

また、EPAは酸化しやすい性質を持つため、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなどと一緒に摂れば効率よく吸収できるためおすすめです。

栄養素⑥|Lシステイン

食品 高野豆腐・ごま・卵・ニンニク・レバーなど
役割 髪の毛の主成分であるケラチンの合成をサポート
注意点 髪の毛の色素が薄くなる場合がある

次に紹介するのは、美容効果が高いとされる「Lシステイン」です。

Lシステインは、髪の毛・皮膚・爪など形成しているアミノ酸の一種で、別名チオセリンとも呼ばれています。

髪の毛の主成分であるケラチンの合成に欠かせない栄養素で、新陳代謝の促進や髪の乾燥予防効果によって髪の毛を太くする働きがあります。

髪の毛以外にも、シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を抑制したり、コラーゲンの生成を助けて美肌をキープしたり、爪の再生を促進して丈夫にしたりなど、美容効果が高い栄養素の1つと言えるでしょう。

Lシステインは体内で生成することができるため、身体活動が活発な若い年齢のうちは不足することはほとんどありません。

ですが、加齢と共に新陳代謝が悪化することでLシステインが不足しがちになることはあるので、高野豆腐やごまなどのLシステインを多く含む食品やサプリメントで、不足した栄養素を補給しましょう。

過剰摂取などによる悪影響はほとんどありませんが、Lシステインを含むサプリメントを長期間服用することで、髪の色素が薄くなる可能性があるため、サプリメントを服用する際は必ず用法・容量を守ってください。

栄養素⑦|イソフラボン

食品 豆乳・納豆・味噌・油揚げ・豆乳など
役割 5αリダクターゼの働きを阻害
注意点 過剰摂取は認知機能障害のリスクを高める可能性がある

最後に紹介する「イソフラボン」は、みなさんも良く耳にする栄養素の1つではないでしょうか?

体に良いイメージがあるイソフラボンですが、具体的にはどんな成分で、どのような働きをしていて、どういった効果があるのかは意外にもあまり知られていません。

イソフラボンを多く含む食品は豆腐や味噌などの大豆製品で、日本人の多くが日常的に食べているものばかりです。

イソフラボンは女性ホルモンの一種であるエストロゲンと分子構造が近いことから植物性エストロゲンとも呼ばれており、女性ホルモンと似た働きを持つため、薄毛の原因となる男性ホルモンの一種・ジヒドロテストステロンの生成を抑制する効果があるとされています。

また、抜け毛をもたらす5αリダクターゼの働きを阻害する効果もあるため、薄毛対策に良いとされる栄養素の1つです。

イソフラボンの1日あたりの摂取目安量は75mgとされていますが、それを超えた場合でも直接的に健康被害に結び付くわけではありません。

過剰摂取により認知機能障害の発症リスクが高まるという研究結果がありますが、詳しい因果関係については解明されておらず、さらなる研究が進められています。

むしろ不足してしまうことの方が健康を損なう危険性が高いため、日々の健康のためにも髪の毛を太くするためにも、積極的にイソフラボンを含む大豆製品を摂るようにしましょう。

イソフラボンは男性の薄毛予防に効果的?イソフラボンが多い食品は?

髪の毛を太くする生活習慣

髪の毛を太くする生活習慣

髪の毛を太くするためには生活習慣を改善することも重要です。

睡眠不足は免疫力の低下を招いて、さまざまな健康被害に繋がる恐れがありますし、運動不足による血行不良は薄毛の原因の一つと言われています。

運動には有酸素運動と無酸素運動の2種類あり、血行を改善し髪の毛を太くするのは有酸素運動です。

とはいえ、日々忙しくお仕事をされている中で、ジムに通ったり何kmも走ったりするような時間を確保することは中々できませんよね。

そこで、忙しい人でも簡単に実践できる運動をいくつかご紹介します。


髪の毛が細くなる原因は様々ですが、多くは生活習慣や日々のケアに原因があります。

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有酸素運動と無酸素運動

先ほど、髪を太くするのは有酸素運動とお伝えしましたが、実際にどのような運動のことを指しているのでしょうか?

有酸素運動と無酸素運動の違いは以下の通りです。

●有酸素運動

有酸素運動とは…長時間継続して行える軽~中程度の運動のこと

【代表例】
ウォーキング・ジョギング・エアロビクス・サイクリング・水泳・縄跳びなど

【効果】
・血行促進
・脂肪燃焼
・心肺機能の強化

●無酸素運動

無酸素運動とは…短時間のうちに強い力を発揮する運動のこと

【代表例】
筋力トレーニング・短距離走・中距離走・投擲・相撲・重量挙げなど

【効果】
・筋力アップ
・基礎代謝の向上
・太りにくい体質に改善

上記を見ていただくと、有酸素運動は誰でもできる負担の少ない運動ですが、無酸素運動はハードなトレーニングという印象を受けませんか?

実際に日常生活の中でも実践しやすいのが有酸素運動なので、忙しい人でも簡単にできる有酸素運動をこの後詳しくご紹介します。

有酸素運動が髪の毛を太くするのに効果的だと言われているのは、血行促進効果にあります。

頭皮にはたくさんの毛細血管が集まっており、血行不良になると髪の毛に十分な栄養が行き届かないので、結果として髪の毛が細くなってしまいます。

有酸素運動は体中の血管を拡張して体全体の血流を改善するため、頭皮までしっかりと血液が行き渡ることができるのです。

髪の毛に必要な栄養素は血液によって運ばれるので、有酸素運動による血行促進効果が髪の毛を太くするというわけです。

忙しい人のための有酸素運動

・目的地の一つ前の駅で降りて歩く
・エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を上る
・歩く時の歩幅を広くする
・デスクワーク中に足を閉じてお腹に力を入れる
・電車や車ではなくロードバイクで通勤する

有酸素運動は、長時間継続して行う軽い運動のことを指しますが、そう簡単に毎日できるものではありません。

仕事、家族と過ごす時間、趣味、飲み会、友人との予定などなど…忙しい合間を縫ってわざわざ時間を確保するのはあまりにも大変なこと。

上記に挙げたような運動であれば、時間的にも精神的にも大きな負担はなく、日常生活の中に簡単に取り入れられるのではないでしょうか?

もちろん時間があれば、毎朝ウォーキングしたり、仕事終わりにジムに通ったりするのがベストですが、まずはすぐにできることから始めてみましょう。

髪の毛を太くするヘアケア

シャンプー中の男性の後ろ姿

ここまでは、食事による栄養バランスの改善や、運動による血行促進など、体の内側から髪の毛を太くする方法について触れてきました。

食生活の改善・運動不足の解消はとても大切ですが、髪の毛を太くするためには正しいヘアケアが欠かせません。

あなたに合ったシャンプーですか?
シャンプーのやり方は正しいですか?
リンスやコンディショナーは使っていますか?

正しいヘアケアを実践して、髪を健康にしていきましょう。

まずはシャンプーを見直そう

みなさんは普段、どのようなシャンプーを使っていますか?

人によって髪質・頭皮の肌質・体質などが違うため、全ての人の髪の毛を太くするシャンプーというのは残念ながら存在しないでしょう。

ただ、一般的に髪の毛を太くするには、ノンシリコンのアミノ酸系シャンプーが良いとされています。

シリコンが配合されたシャンプーは安価なものが多く、高い洗浄力を持っていますが、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまう恐れがあります。

また、アミノ酸系のシャンプーは髪の毛の栄養であるアミノ酸を使用しているため、髪の毛に栄養を補給しながら優しく汚れを落とすことができます。

薄毛が気になり始めた方は、市販の安価なシャンプーではなくノンシリコンのアミノ酸系シャンプーや、頭皮環境を整える成分が多く配合されているスカルプシャンプーなどを使用しましょう。

近年、美容好きの若い女性からも注目されているシャンプーブラシを使ったヘアケアもおすすめなので、気になる方は以下の記事をご覧ください。

シャンプーブラシを使うとはげる?効果は?メリット・デメリット紹介

リンス・コンディショナー・トリートメントを正しく使おう

「リンスを使うとハゲる」
このような噂を耳にしたことはありませんか?

実はこれは大きな間違いで、リンスやコンディショナーを使ったからとといって薄毛が進行することはなく、むしろ髪の健康を維持するためには必要だと言えます。

リンスには髪を保護する役割があり、コンディショナーは保護に加えてダメージを補修。トリートメントは保護・補修のほかにも髪の毛の内部に栄養を与えて太く丈夫にする効果もあります。

ではなぜハゲる原因になると言われているのかというと、「成分が頭皮に残りやすい」という点が大きく関わっています。

男性の場合は短髪の方が多いため、リンスなどを髪の毛につけようとするとどうしても頭皮にまで付着してしまいますが、頭皮用の商品でもない限り頭皮への付着はあまり良くありません。

また、リンスなどに限らずシャンプーでも同様ですが、十分に洗い流せていないと成分が残ったままになり、毛穴詰まり・皮脂の蓄積・雑菌の繁殖に繋がって、薄毛の原因になってしまいます。

そのため、リンスやコンディショナー、トリートメントなどを使う場合は、なるべく頭皮に付着しないように注意し、使用後はしっかりと洗い流すように心がけてください。

シャンプー後のリンスやコンディショナーがハゲる原因になる!?

スーパースカルプ発毛センターではヘアケアのアドバイスも♪

今回ご紹介した以外にもさまざまなヘアケアの方法がありますが、最も大切なのはご自身に合った方法を実践しているかという点です。

髪の毛を太くするためには、まず細くなってしまった原因を突き止めなければなりません。

スーパースカルプ発毛センターでは、最新の設備・技術で頭皮や髪の毛の状態をチェックして原因を調べ、1人ひとりに合ったヘアケア方法をご提案いたします。

サロンでの施術と日々のヘアケアの実践により、髪の毛を太くする効果が期待できるため、まずはお気軽にご相談ください。

髪の毛を太くする方法|まとめ

更年期に薄毛になりやすい人の特徴は?まとめ

今回は、細い髪の毛を太くする方法や髪の毛が細くなる原因などについて解説しました。

髪の毛が細い方は0.05mm程度しかない場合もあり、「髪の毛のボリュームがない・薄毛に見える」といった悩みに発展することも珍しくありません。

髪の毛が細くなる原因としては、栄養バランスの偏った食事や不規則な生活習慣、誤ったヘアケア方法を行なっているといったことが挙げられます。

そのため、髪の毛の成長に欠かせないタンパク質・ミネラル・ビタミンを取り入れた食事を摂ることや適度な運動をするといった方法を取り入れてみましょう。

さまざまな対策方法を試してみたけど効果がなかなか現れなかったという方は、ぜひ発毛サロンのスーパースカルプ発毛センターにご相談ください。

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